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独ポルシェ、「718 ボクスター」「718 ケイマン」に365PS/430Nmの「GTS」を追加
水平対向4気筒 2.5リッターターボで0-100km/h加速4.1秒。最高速290km/h
2017年10月18日 13:22
- 2017年10月18日(現地時間)発表
独ポルシェAGは10月18日(現地時間)、「718 ボクスター GTS」「718 ケイマン GTS」を発表した。日本での価格や発売日などは未定。
今回発表された両モデルともに、新開発のインテークダクトと最適化したターボチャージャーを採用した水平対向4気筒 2.5リッターターボエンジンを搭載。最高出力269kW(365PS)、最大トルク430Nm/1900-5000rpmを発生し、718 Sを11kW(15PS)、自然吸気エンジンを搭載した先代GTSを26kW(35PS)上回る数値となっている。
トランスミッションには6速MTを採用して、オプションでPDKが選択可能。「スポーツクロノパッケージ」のほか、機械式リアディファレンシャルロックを備えた「ポルシェ トルクベクトリング プラス(PTV Plus)」、車高を10mm低く設定する「ポルシェ・アクティブサスペンション・マネジメントシステム(PASM)」といった装備を標準で搭載。PDKとスポーツクロノパッケージ仕様車の0-100km/h加速は4.1秒、最高速は290km/hを達成している。
エクステリアでは、フロントに新しいスポーツデザインエプロンを採用してスポーティさを強調。フロントライトモジュールとバイキセノンヘッドライトはGTSモデル特有のブラックとした。リアは、ティンテッドテールライトのほか、ブラック塗装のロゴやリアエプロン、スポーツエグゾーストシステムのテールパイプなどが特徴となる。加えて、ドア下部にはブラックのGTSロゴを装着。ブラック(サテンフィニッシュ)に塗装された20インチホイールを採用している。
インテリアは、スポーツクロノパッケージのストップウォッチがダッシュボードの中央コンポーネントに統合され、運転席と助手席にはセンタートリムにアルカンターラを使用したスポーツシートを標準装備。ヘッドレストにGTSロゴを冠したスポーツシートプラスは、2ウェイの電動調節機能を備えてサイドサポートと快適性が強化されている。
また、ステアリングホイールトリム、センターコンソール、アームレストなど、インテリアにはアルカンターラを多く採用しているほか、ポルシェ トラックプレシジョンアプリ(PTPA)を使用して、スマートフォン上でドライビングデータの自動記録や表示、分析ができるようになっている。