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ボルボ、ポールスターパーツで走行性能を高めた限定車「V40 D4 R-DESIGN Tuned by Polestar」
40台限定。「D4」エンジンの最大トルクを40Nmアップ
2017年10月30日 14:56
- 2017年10月27日 発表
- 499万円
ボルボ・カー・ジャパンは10月27日、5ドアハッチバック「V40」の限定車「V40 D4 R-DESIGN Tuned by Polestar」を発売した。販売台数は50台限定で、価格は499万円。
「V40 D4 Momentum」(409万円)をベースとするこの限定車では、内外装をスポーティグレードである「R-Design」同様に変更したほか、パワートレーンや足まわりにボルボ・カー・グループ傘下のパフォーマンスブランド「ポールスター」が手がけたパフォーマンスパーツを多数装着して走行性能を高めている。
パワートレーンではエンジン制御を変更する「ポールスター・パフォーマンス・ソフトウェア」を設定。さらにエンジンからの排気の流れを最適化する減圧設計の3.5インチデュアルマフラー「ステンレス製エキゾーストシステム」、耐久性をキープしながらより多くの空気をエンジンに送って燃焼効率を高める「スポーツ・エアフィルター」の装着などにより、搭載する2.0リッター4気筒ターボディーゼル「D4」エンジンの最大トルクを400Nm(40.8kgm)から440Nm(44.9kgm)に向上させる。また、マフラー変更に伴ってリアディフューザーも形状変更。よりパワフルなルックスで大型マフラーの存在感を強調するほか、ボディ下面の気流を整えて強力なダウンフォースを発生させる。
足まわりでは19インチアルミホイールに235/35 R19タイヤを組み合わせる「ポールスター・パフォーマンス・タイヤ&ホイールセット」を採用。軽量で強度の高いアルミホイールは開放感のあるデザインによって気流増にも貢献し、ブレーキ冷却の効果も向上させる。ピレリ製「P ZERO」は「V40 D4 R-DESIGN Tuned by Polestar」に合わせて緻密なテストを繰り返し、車両のパフォーマンスを最大限に生かすタイヤとなっている。
また、「R-DESIGN」のスポーツシャシー仕様からスプリングレートを最大30%高めたコイルスプリング、減衰力を高めたショックアブソーバーを装着。車体のロールを低減してダイレクトなハンドリング特性を手に入れ、タイヤの接地性を向上させてコーナーリングや急ブレーキで安定した挙動を実現する。
このほかにも特別装備として、「プレミアムサウンド・オーディオシステム/マルチメディア」「フロント8ウェイパワーシート」「フロント・シートヒーター」「PCC/キーレスドライブ」などが与えられている。