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トヨタ、アル/ヴェル&プリウス、RX、NXなど計9万1210台をリコール

ICチップの製造条件が不適切なため、エアバッグが正常に作動しないおそれ

2018年1月31日 発表

エアバッグ制御システムの加速度センサまたは圧力センサ内のICチップの製造条件が不適切なため、IC内部で断線。エアバッグが正常に作動できないおそれ

 トヨタ自動車は1月31日、2015年5月~12月に生産した「アルファード/ヴェルファイア」「プリウス」「シエンタ」「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」「プロボックス/サクシード」の計7万7956台および、2015年~2016年に生産したレクサス「NX」「RX」の計1万3254台のリコールを国土交通省に届け出た。

 いずれのモデルも、エアバッグ制御システムの加速度センサまたは圧力センサ内のICチップの製造条件が不適切なため、IC内部で断線することがある。そのためエアバッグ警告灯が点灯し、エアバッグが正常に作動できないおそれがある。

 改善対策として、対象車両は各センサの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。