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スバル本社ビルで「Re 又造 MATAZO KAYAMA」を開催中。スマホで撮影可能

EBIS 303イベントホール。5月5日まで

2018年4月11日~5月5日

観覧料:一般2000円、学生1300円

スバル本社のイベントホールで開催されるアート展「Re 又造 MATAZO KAYAMA」

 東京都渋谷区恵比寿にあるスバル本社ビル内の「EBIS 303イベントホール」で、「Re 又造 MATAZO KAYAMA 加山又造アート展」が開催されている。開催期間は5月5日まで、観覧料は一般2000円(前売り1800円)、学生1300円(前売り1100円)。

 この展覧会は日本画家として活躍した加山又造氏の作品を展示するもので、加山氏の代表作品のほか、「又造が未来に夢見たアート展」として各クリエイターにより現代の技術を駆使して又造の世界を表現。液晶ディスプレイやプロジェクターを利用して、又造の作品を現代的に見せている。

 通常、この種の展示会ではカメラによる撮影は禁止されているが、「Re 又造 MATAZO KAYAMA」ではスマートフォンによる撮影を許可。加山氏の独特の作品をスマートフォンで撮影できるようになっている。

主催者を代表して株式会社テレビ東京 専務取締役 田村明彦氏があいさつ
加山氏の作品を管理する有限会社加山 加山由起氏は、天井画の再現にリクエスト。納得の展示になっているという
迫力の天井画展示。カメラに収まりきらないほど大きい
デジタル技術を利用した展示。大型展示が特徴
細密なタッチで描かれた作品群
小さいながら特設のミュージアムショップも用意

 今回、スバルのイベントホールであるEBIS 303が展示会場に選ばれたのは、駅から近いという立地もあるが、液晶ディスプレイやプロジェクターを利用しての展示を行なうなど、柔軟な要求に応えることができたことにある。また、加山氏の代表的な作品である「天龍寺雲龍図」を天井画として再現するための天井高があったことによるもの。現代的な大規模な展示が行なわれており、一見の価値はあるだろう。

スバル本社ビル1階のショールーム。スバルの新車を見ることができる