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レクサス、10月下旬発売予定のマイチェン版「RC」世界初公開
パリモーターショー 2018に出展
2018年8月30日 16:10
- 2018年10月2日~14日(現地時間)開催
レクサス(トヨタ自動車)は、フランス パリで10月2日~14日(現地時間)に開催される「パリモーターショー 2018」に、マイナーチェンジしたスポーツクーペ「RC」を出展する。新しいRCは10月下旬に日本発売を予定している。
今回のマイチェンでは、フラグシップクーペである「LC」の開発で培った新世代レクサスモデルとしてのデザインや走行性能を継承。さらに魅力的なクーペに進化することを目標として開発が行なわれた。
外観ではヘッドライトから下側に続くバンパーコーナーの造形を変更し、スピンドルグリルのメッシュパターンに、開口比率を上下で変化させた特徴的なデザインを採用。ヘッドライトでは縦方向に配置した超小型3連LEDヘッドライトユニットとL字型のLEDクリアランスランプを組み合わせ、独自性のある精悍でエレガントなフロントマスクを演出している。
リアビューでは、バンパーコーナーに新設したエアダクトで走行安定性を向上させ、タイヤの踏ん張り感を強調する造形によって走行性能の高さを表現。また、リアコンビネーションランプはL字型の発光がさらに際立つ配置に変更し、レクサスモデルとしての記号性を高めている。
ボディカラーには、2017年11月の一部改良で「RC F」に設定された新色「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」や「スパークリングメテオメタリック」を追加して全11色の設定となる。さらに内外装で専用アイテムを装着するF SPORTでは、「LS」やLCからデザインテイストを受け継ぐ専用19インチアルミホイールを採用する。
インテリアでは、センターコンソールの「ヒーターコントロールパネル」「オーディオパネル」をヘアライン調のデザインに変更。センターコンソールの両サイドに大型化したニーパッドを設定して上質感を演出している。また、インパネ中央にはLCと共通となるアナログクロックを新たに採用。レクサスクーペとしての共通性を与えている。
走行面ではサイドウィンドウモールをフィン形状化したほか、リアバンパーにダクトを追加したことによってホイールハウス内の圧力変動を軽減するなど空力特性を最適化。走行安定性を大きく向上させている。また、2.0リッターターボエンジンはアクセル操作に対するレスポンスを高め、よりダイレクトな加速フィーリングを実現。
足まわりではブッシュを高剛性化し、ストローク速度が極めて低い状態でもしっかりと減衰力を発揮する改良型ショックアブソーバーを採用。19インチホイール装着車にセットされるタイヤはグリップ性能の高いものを新採用して操舵応答性を追究し、走行テストによるチューニングを重ねてフラットな車両姿勢と高い運動性能を両立している。