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スズキ、「ワゴンR」など計120万2909台をリコール。ステアリングアシスト機能の停止やエンジン停止のおそれ

2018年11月15日 発表

パワーステアリングコントローラーの不具合

 スズキは11月15日、「ワゴンR」など計120万2909台、3件のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2012年8月21日~2015年8月3日。

 対象車両では、パワーステアリングコントローラー(50万7118台)、補機ベルト(46万1573台)、補助電源モジュール(23万4218台)に不具合があるとして、ステアリングアシスト機能の停止やエンジン停止のおそれがある。

 改善対策として、パワーステアリングコントローラーの不具合は、全車両の電動パワーステアリングコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書換える、または電動パワーステアリングコントローラを対策品と交換する。補機ベルトの不具合については、全車両のエンジン補機ベルトを対策品に交換する。補助電源モジュールの不具合は全車両の補助電源モジュールを良品に交換する。

エンジン補機ベルトの不具合
補助電源モジュール

 なお、リコールは交換用修理用部品として出荷したベルト、ウォーターポンプ、補助電源モジュール、計1244個も含まれる。