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フォルクスワーゲン グループ ジャパン、販売子会社の株式をポルシェ ホールディング GmbH日本法人に譲渡

フォルクスワーゲン グループ内で株主構成を変更

2019年1月18日 発表

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは1月18日、同社が保有する子会社 フォルクワーゲンジャパン販売の株式について、独フォルクスワーゲンAGが100%出資するグループ企業 PHS(ポルシェ ホールディング GmbH)の日本法人 PAIG Japan Automobile Investmentに譲渡する契約を締結したと発表した。

 フォルクワーゲンジャパン販売は、日本におけるフォルクスワーゲン正規販売店のモデルとして、首都圏において新車販売店12店舗を運営している。今回の株式譲渡はグループ内での資本異動となり、株式譲渡に伴うフォルクワーゲンジャパン販売のマネジメント、従業員、販売店への変更はないとしている。

 株式譲渡の理由については、ポルシェ ホールディング GmbHは、フォルクスワーゲングループにおいて、フォルクワーゲンブランドを始め、グループ内ブランド等の自動車小売販売ビジネスを担っており、今回の株式譲渡は同社の事業をよりグローバルに成長させていく戦略の一環。

 また、日本におけるフォルクスワーゲン販売店のモデルとしての役割を持つフォルクワーゲンジャパン販売においても、ポルシェ ホールディング GmbHが多様なマーケットで培ってきた経験・ノウハウを活かしていくという。

 一方、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、日本におけるインポーターとしてホールセール事業を強化させていく方針。

フォルクワーゲンジャパン販売が展開するフォルクスワーゲン 成城