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仏ルノー、新型「カングー」を示すコンセプトカー「Kangoo ZE Concept」

モデルチェンジして2020年登場予定

2019年4月23日(現地時間) 発表

Kangoo ZE Concept

 仏ルノーは4月23日(現地時間)、2020年ごろに登場を予定している新型「カングー」シリーズのコンセプトカー「Kangoo ZE Concept」を公開した。

 KANGOO ZE Conceptは、EV(電気自動車)の小型商用車で今後のモデルチェンジの方向性を示した。このほかにも、ルノーは商用車事業で展開している商用バンの新型「MASTER」「TRAFIC」、ピックアップトラックの新型「ALASKAN」を公開。今後の商用車事業の戦略を示した。

「MASTER」
「TRAFIC」
「ALASKAN」

 現在ルノーは、欧州のEV商用車市場において「Kangoo ZE」を中心に46.2%のシェアを持っているといい、新型MASTERにEVモデルをラインアップすることをアナウンスしてルノーの存在を強調した。

「KANGOO ZE Concept」

 公開された各モデルは、フロントデザインに共通のアイデンティティが採用されており、ルノーのコーポレートデザイン担当副社長、ローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏は「Kangoo ZE Conceptによって予見される新世代のカングーも、このデザインを特徴とするでしょう」と予告している。

「KANGOO ZE Concept」左からルノー日産LCVビジネスユニット アライアンスSVPのデニス・ル・ヴォット氏、Groupe Renault コーポレートデザイン担当副社長のローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏
「KANGOO ZE Concept」。CGによるイメージ
「KANGOO ZE Concept」
「KANGOO ZE Concept」デザインスケッチ