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SPK、車高アップするスプリング「CHUHATSU PLUS MULTI ROAD」にルーミー/タンク用とカローラ フィールダー用
横力制御ばねをフロントに採用し、乗り心地も改善
2019年7月8日 18:44
- 2019年7月2日 発売
- 4万円(税別)
SPKは7月2日、中央発條が製造するスプリング「CHUHATSU PLUS」シリーズのうち、車高をアップする「MULTI ROAD」に、トヨタ自動車の「ルーミー」「タンク」のFF用(CP130-M9010)と4WD用(CP130-M9020)、「カローラ フィールダー」の4WD用(CP130-KE030)を発売した。価格はそれぞれ4万円(税別)。
スプリングを交換することで、ノーマルよりフロントを約15~20mm(カローラ フィールダー 4WD車は約10~15mm)、リアを約20~25mm(FFのルーミー/タンクは約15~20mm)車高をアップ。これにより雪道や轍の深い悪路などで路面とボディが干渉する可能性を低減する。
加えて、車高アップによりダンパーストローク量が増加し、ロールセンターも重心に近づくことで、乗り心地とコーナリングでの安定性が向上する。加えてアーム角の適正化によって突き上げも軽減する。
また、中央発條の特許技術「SASC(横力制御ばね)」をフロントスプリングに採用。ダンパーに対する曲げ方向の力を抑えることで、滑らかなストロークとしなやかな走りを実現する。
耐久性も考慮されており、素材には軽量・高剛性のバナジウム鋼を採用してヘタリを抑制。S1コート塗装の採用で、融雪剤などの塩害による腐食も防ぐ。