スーパーフォーミュラマシンも走行！　「Enjoy Honda 2019 万博記念公園」に行ってみた

　Car Watch読者の皆さまこんにちは。イラストライターのゆきぴゅーです。おかっぱです。先週、わたくしは大阪の万博記念公園で開催された「Enjoy Honda 2019 万博記念公園」に遊びに行ってきました。このエンジョイホンダは毎年4月～12月に日本各地のサーキット場などで開催されているホンダのファン向け感謝イベントで、「見て、遊んで、体感する」をテーマに多彩なコンテンツが盛りだくさん。大人から子供まで幅広い世代が楽しめる人気のイベントなんですの。

販社招待チケットを持っている人はゲートに入る前にこちらで切り取り

大きな駐車場がある万博記念公園会場ですが大阪モノレールでアクセスする人もたくさんいました

　公式サイトによると、エンジョイホンダがスタートしたのは2001年。当時は「ツインリンクもてぎ」の1会場のみでしたが毎年回数が増えていき、ここ数年は全国10会場での開催に。2019年は4月のホンダセーフティ＆ライディングプラザ九州（HSR九州）を皮切りに、9月28日～29日の岡山国際サーキットまで全国10会場で開催しています。ちなみに私が今回足を運んだ大阪・万博記念公園での開催は初。クルマはもちろん、大阪モノレールの万博記念公園駅を利用すればすぐというアクセスのよさもあって、当日はかなりの賑わいでした。本稿ではたっぷりの写真でイベントの様子をご紹介いたします。

かっこいいクルマにバイク！　本格的な体験ができるブースがたくさん

大きな歓声が上がったトライアルバイクショー。この日のライダーは小林直樹選手、本多元治選手、砂田真彦選手

　Enjoy Honda 2019 万博記念公園は、ツインリンクもてぎやスポーツランドSUGOでの開催と違ってレース併催ではないので、チケットもお安め。販社やディーラーさんからもらった招待チケットを持っていない人は、万博記念公園の入場ゲートで「自然文化園・日本庭園 入園券（大人250円）」を購入すればオッケーでした。ただし「キッズカート体験」や「キッズバイク体験」など、招待チケットを持っている人のみが参加できるというプログラムも。

シャッターチャンスを狙ってカメラを構える人もたくさん

　万博記念公園のシンボル「太陽の塔」を見上げながら到着したメイン会場のお祭り広場。まず目に飛び込んできたのは「トライアルバイクショー」です。観覧スタンドに座りながら、目の前で披露されるプロライダーのアクロバティックなライディングテクニックは圧巻！　ひねりを加えながらの大ジャンプに大きな歓声が上がっていました。

ラストは寝そべったHonda硬式野球部の選手2名の上を空中走行するというヒヤヒヤモノの見せ場も！

　会場はコの字に展示＆体験ブースが取り囲んでいて、軽自動車からスポーツモデルまで16台のホンダ車の展示もずらり。ステージでのパフォーマンスなどはタイムテーブルが発表されていたので、お目当てのプログラムを見逃さないようにチェックしました。

各ブースはこんな感じ。では順番に回ってみましょう

こちらは「近未来の自動運転 VER体験」。専用ゴーグルとヘッドフォンを装着してホンダの最新の自動運転技術を体感できました

「このボードに書かれた言葉が開発の大きなモチベーションに繋がる」とおっしゃっていた技術者の皆さんの言葉にじ～ん

MUGENオフィシャルショップにはTEAM無限の応援グッズがいっぱい

純正アクセサリー「Honda Access」の用品紹介ブース

ハンズフリースライドドアの体験

可愛いキーカバーが並んでいました

専用音響チューニング「音の匠」×ハイグレードスピーカーシステムの体験も

N-VANを使って車中泊におすすめのグッズを展示。楽しそう～

とっても気になったのがこの緊急脱出・救出用ツール「スマートレスキュー」

運転席のグラブレールにセットしておくものだそう

実際にキャップ部のカッターでシートベルトを切断する体験

超硬チップ付きのポンチ先端でドアガラスを割るデモ体験も

ホンダ純正カスタマイズブランド「Modulo」のオフィシャルショップ

こちらはちびっ子に大人気でした

レーシングバージョンのくるタム発見！

　実は今回、Enjoy Honda 2019 万博記念公園で楽しみにしていたことの1つが「Moduloオフィシャルショップ」で配られているご当地くるタムの缶バッチを見ること！　というのも、2019年のエンジョイホンダ開催地のご当地くるタムデザインを、私ゆきぴゅーが担当させてもらっているからなのです。

こんなステキな告知ボードまで作ってくださってありがとうございます

こちらが「おばタム」！　なかなか衝撃の変身っぷり！　と描いた本人も思っています

日本全国10会場のご当地くるタム缶バッチを付けて楽しめる専用バッグも販売中。ほ、欲しい

　ご存知の方も多いと思いますが、「くるタム」はホンダアクセスの公式キャラクターで、口癖は「レッツ カスタム！」。そんなくるタムの大阪バージョンはズバリ「おばタム」！　ヒョウ柄のワンピースを着て、たこ焼きの食べ歩きをしているおばタム缶バッチは、Moduloオフィシャルショップで1500円以上お買い上げの方にもれなくプレゼントされていました。手掛けた缶バッチを見てひとしきり感激したところで、再び展示ブースを見て回ることにいたします。

ホンダオフィシャルショップでは最新のホンダ公式ウェアやグッズなどがずらり

自動車整備に使ういろいろな工具を使ったキッズメカニック体験

目指せスーパーメカニック！

つなぎを着ての記念撮影

ホンダ学園による車両展示では、実際にマシンに乗って記念撮影も

イベントステージではクルマスキー博士の実験教室がありました

ホンダの社会貢献活動ブースで開催されていたのは、キラキラアクセサリー作りやファンファンクラフト（小学生以下のお子さん限定）。とっても楽しそう！

車いす体験＆福祉車両の乗り方・操作を体験できる「学ぼう車いす介助体験」では、最後に介助認定書をプレゼント（お子さま限定）

「親子で学ぼう！交通安全」では積極的に手を挙げるお子さんの姿が見られました

子供たちが大好きなエアドーム「JETSTREAMふあふあ」

エンジョイホンダ開催会場の隣の「下の広場」ではグルメブースもずらり

後半も一気にご紹介！　間近で聞いたスーパーフォーミュラのエンジン音にしびれたですの

大人気でギャラリーもいっぱいのキッズカート体験

　さて、会場を時計回りにぐるっと見てまわってきた後半は、広～いスペースを使って開催されていた「キッズカート体験」のご紹介から。冒頭でも書きましたが、この体験への参加は販社招待チケットを持っていて、かつ当日コンピューター抽選に当選した人のみというプログラム。

　それゆえに（?）内容はかなり本格的なもので、まずは講師の牧野任祐選手と福住仁嶺選手からエンジンの仕組み・原理を学び、クルマの組み立て＆エンジン始動をして、実際にカートに乗ってみるという流れ。対象は6歳～小学校3年生で、保護者と2人1組での参加でした。赤いレーシングスーツを着てヘルメットを被ったちびっ子たちの真剣な表情は、思わずうるっとしちゃうくらいかわいかったです。

なんと講師は牧野任祐選手と福住仁嶺選手！　まずは質問形式でクルマの仕組みを学びます

いよいよ乗車。乗り込み方も指導があります

みんなちょっぴり緊張しているみたい

アクセルとブレーキのタイミングを細かく指導

「足下は見ないで前を向いて！」

ちゃんとラインで止まれたかな？

最後はコーナリングも！　いい思い出になったね

かっこいいスポーツカー「NSX」の展示では、実際に運転席に座って写真撮影も

「ホンダコレクションホール」ブースでは、「RC162＃10」と「ドリームCB750 FOUR」の2台を特別展示

スーパーフォーミュラを初めて見てそのカッコよさに心が震えているの図

　今回のEnjoy Honda 2019 万博記念公園の大きな目玉は「Honda Racingパフォーマンス」！　なんと万博記念公園の特設コースをスーパーフォーミュラマシンが走ったのです。

　走行は3回行なわれ、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦中の福住仁嶺選手がSF19に乗り込みました。実際のレースと比べたら3分の1ほどの速さだそうですが、エンジン音の迫力にしびれましたわ～！　ちょうど車庫（?）で待機中のスーパーフォーミュラマシンが、走行前にエンジンテストをしているシーンを見学することができたので、それと併せてド迫力の走行を動画でご覧ください。

デモランの前後はマシンは手押しで移動。きっとこれも貴重なシーン

次回のエンジョイホンダが開催される岡山国際サーキットのPRブース

Red Bull Toro Rosso Honda STR13（2018年参戦車両）の展示＆記念撮影

小学生以下のお子さんは希望があればレーシングスーツの貸し出しも

なりきり！トライアルライダー

なりきり！MotoGPライダー

インストラクターさんの指導のもと、バイクに乗る楽しさを実感できるキッズバイク体験

もちろんヘルメットやグローブなどの貸出も

ホンダの最新バイクがたくさん展示されていました

シュールな耕うん機顔出しパネル

家庭用カセットボンベで動くガスパワー耕うん機「ピアンタ」の体験コーナー

発電機について色々教えてくださったスタッフさん、ありがとうございました！

さまざまなホンダ製品を利用した生活シーンの提案をするHonda Life Style展示

8月に発売したばかりの新型N-WGNの特別展示

スーパーフォーミュラトークショーにはHondaドライバーの福住仁嶺選手と牧野任祐選手が登場。スーパーフォーミュラの魅力や次のレースの意気込みを熱く語っていました

行列ができていたホンダ硬式野球部のPR＆体験コーナー。部員さんがやさしく指導

たくさんのホンダ車がずらり

アンケートを記入した来場者にはペットボトルキーパーがプレゼントされた

9月28日～29日に開催される岡山国際サーキットのサーキットクイーンさん

……と、こんな感じでクルマやバイクだけではなく、耕うん機や発電機などさまざまなパワープロダクツの展示が興味深かったEnjoy Honda 2019 万博記念公園。ワクワクする体験プログラムが満載で、大人から子供まで、たくさんの人の笑顔があちこちで見られた1日でした。9月28日～29日は岡山国際サーキットで今年最後のエンジョイホンダが開催されます。お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。