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トヨタ、台風19号の接近に伴い「通れた道マップ」の表示を東京など首都圏に。ワイパー情報で降雨エリアを類推可能

トヨタ自動車「通れた道マップ」。ワイパー速度の平均値も分かる

 トヨタ自動車は、台風19号の首都圏接近に伴い「通れた道マップ」の表示エリアを変更し、東京や神奈川、千葉エリアがすぐに見られるようにした。

通れた道マップ」は、過去24時間の道路の通行実績を集計し地図上に反映するもので、災害時に被災地の避難や救援のための活動を支援するもの。Tプローブ渋滞情報を活用し、通行実績や交通実績を表示するほか、ワイパー情報を試験的に表示している。

 ワイパー情報は、車両が複数台存在する場合、ワイパー速度の平均値を5段階で表示するもので、低速、低~中速、中速、中~高速、高速の5段階で表示。これにより、ある程度降雨情報を類推できるものとなっている。もちろん正確な降雨量を表示するものでなく、クルマのプローブ情報の可視化のみ。

拡大もできる。お台場エリアに通行止めなどの表示が多い
表示エリアも変更できる。これは名古屋など東海地方