東京都、中小企業向けにエコドライブ支援機器の装着を助成
車載器1台につき最大20万円、解析ソフトで最大30万円を助成

2009年4月15日発表


 東京都環境局は、中小企業を対象にエコドライブ支援機器の装着助成を4月15日から開始する。

 この助成は、中小企業が保有する車両にエコドライブ支援機器を装着する費用のうち、車載器と解析ソフト等の購入費の1/2を助成するもの。助成額は、車載器が1台につき20万円、解析ソフト等が1個につき30万円を上限とする。上限台数は車載器が1事業者につき30台まで、解析ソフト等は1個まで。なお、車両保有台数51台以上の事業者は、車載器の上限台数が20台までとなる。

 対象となるエコドライブ支援機器は、車載器が加減速などの運転データの記録、および事故などの映像記録が可能なもの。解析ソフト等が対象車載器の記録データの解析などが可能なものとなる。

 助成対象は、中小企業基本法で規定される中小企業のうち、保有車両が東京都内車籍であり、東京都環境確保条例で規定されているディーゼル車排出ガス規制に適合している。エコドライブ支援機器で得られるデータの活用や、ドライバーへの教育・指導、データの集計や分析できるデータベースを構築している、などといった取組実績などを東京都に明示できる。機器導入の前後に、装着車両の走行内容などを東京都に報告できる、といった条件を満たす事業者となる。

 助成の申請は4月15日~2010年1月29日まで受け付けており、申請は社団法人東京都トラック協会にて受け付ける。申請書は、東京都トラック協会で配布しているほか、環境局のWebサイトからダウンロードすることもできる。


(編集部:)
2009年 4月 16日