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ケンウッド、Apple CarPlayとAndroid Auto対応のディスプレイオーディオ「DDX5020S」

FLACは192kHz/24bitまで対応。USBは1.5A(アンペア)出力で急速充電も

2020年10月上旬 発売

オープンプライス

「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応したケンウッドのDVD/CD/USB/Bluetoothレシーバー「DDX5020S」

 JVCケンウッドは9月10日、ケンウッドブランドより2DINディスプレイオーディオの2020年モデルとして、「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応したDVD/CD/USB/Bluetoothレシーバー「DDX5020S」を発表した。価格はオープンプライスで店頭予想価格は3万9800円前後(税別)。発売は10月上旬を予定。

 DDX5020Sは、Apple CarPlayに対応しており、iPhoneを接続すれば、本機での音楽再生や、ナビアプリなどの画面表示はもちろん、iPhoneの音声コントロール機能「Siri」で、走行中の通話、スケジュール管理やマップでの周辺スポットのチェックなどの操作をハンズフリーで行なうことができる。

ケンウッドのDVD/CD/USB/Bluetoothレシーバー「DDX5020S」

 Android Autoにも対応。Android搭載スマートフォンと本機を接続すれば、Googleマップや音楽再生、電話などの操作が可能。本機の画面への表示はもちろん、音声認識機能「Googleアシスタント」で、走行中の通話、音楽再生、マップなどの操作をハンズフリーで行なえる。 また、Android搭載スマホでは、動画コンテンツを再生できる「USBミラーリング」にも対応する。

 6.8V型ワイドディスプレイには静電容量式タッチパネルを採用し、フリックやドラッグなどスムーズな画面操作が可能。また、高輝度ホワイトLEDバックライトを搭載することで、鮮やかなメリハリのある映像表現を実現。視認性にも優れ、DVDなどの映像コンテンツを高画質で楽しむことができる。

 DVDプレーヤーを内蔵しCDやDVDビデオの再生はもちろん、CPRM方式で記録された地上波デジタル番組の録画DVDの再生に対応。FM/AMチューナーも搭載して、ワイドFM(FM補完放送)にも対応する。

 またUSB入力ケーブルにより、iPhoneをはじめとするさまざまなデジタルメディアの接続や、USBメモリーなどに記録された、動画ファイル(MPEG1、MPEG2、H.264/MPEG-4 AVC、MPEG-4、WMV、MKV)、音楽ファイル(MP3/WMA/AAC/WAV/FLAC)、の再生に対応する。「FLAC」は192kHz/24bitまで対応。また、USBは1.5A(アンペア)出力に対応し、スマホの急速充電などにも対応する。

 Bluetoothにも対応するため、スマホなどに保存した音楽のワイヤレスリスニングも可能。高音質コーデックAACに対応し、高音質の音楽再生が可能となる。加えて、HFP Ver.1.6に対応するため、Bluetooth対応のスマホや携帯電話で、クリアな音質のハンズフリー通話が手軽に行なえる。なお、Bluetooth対応スマホ/携帯電話は7台まで登録可能。

 高音質な音楽再生を実現する「24bit DAC」を搭載し、アンプは歪みが少なくハイパワーな「45W×4 MOS-FETアンプ」を搭載する。さらに車室内の状況や好みにあわせて調整可能な「13バンドイコライザー」、座席に合わせて最適な音場が設定できる「タイムアライメント調整機能」、スピーカーのサイズ(口径)や位置など、スピーカー構成をきめ細かく設定することができる「スピーカー設定」、フロント/リアスピーカーのハイパスとサブウーファーのローパスを、それぞれの特性に合わせてきめ細かく設定ができる「クロスオーバー設定」、低音の増強レベルを3段階で調整できる「バスブースト」、小さい音量でも音楽的な周波数バランスが保たれて聞こえるようにする「ラウドネス」といった調整機能も搭載する。

 そのほか、メニュー表示は日本語/英語の2言語に対応し、好みで選べる6種類の壁紙デザインと、オリジナル画像の2種類を壁紙として設定可能。

 別売オプションとして、リアビューカメラ「CMOS-230」「CMOS-230W」を接続すれば、ガイド線の表示・調整も可能なバックカメラ映像表示ができるほか、映像出力端子によって、9V型WVGAリアモニター「LZ-900」の接続にも対応。フロント(ステレオ)/リア(ステレオ)/サブウーファー(モノラル)のプリアウト端子をリアパネルに装備して、外部アンプ接続も可能となっている。