プジョー、「308」をアップデート 特別仕様車「ロードトリップ」新設定

　プジョー（Groupe PSA Japan）は10月14日、Cセグメントハッチバック「308」「308 SW」に最新のデジタルヘッドアップインストルメントパネル導入などのバージョンアップを行なうとともに、特別仕様車ロードトリップ（ROADTRIP）を新たに設定して発売した。価格は308が296万7000円～344万7000円。308 SWは322万円～370万円。特別仕様車のロードトリップは、308万2000円～354万8000円。

　308と308 SWは、2015年10月の日本デビュー以来、欧州Cセグメントモデルとしてプジョーブランドの中核を担うモデル。扱いやすいボディサイズや走りの楽しさ、環境性能、安全性、ユーティリティといった各要素のバランスはそのままに、「プジョー i-Cockpit」をアップデートさせ、最新のデジタルヘッドアップインストルメントパネルを装備。加えて、より精悍でシャープな印象の新デザインアロイホイールを装備するなど、細部にわたりさらなる洗練を遂げた。また、ボディカラーには、新型「208」「SUV 2008」で好評の「ヴァーティゴ・ブルー」が追加された。

ヴァーディゴ・ブルー

アルタンス・グレー

ビアンカ・ホワイト

ぺルラ・ネラ・ブラック

パール・ホワイト

アルティメット・レッド

　さらに、グレード体系を見直し、定評の1.5リッタークリーンターボディーゼル（DV5エンジン）のGT BlueHDiと、1.5リッタークリーンターボディーゼルエンジンもしくは1.2リッターターボガソリン（EB6エンジン）のAllureという2グレードに集約。

　1.2リッターターボガソリンエンジンは欧州排ガス規制EURO6.3に対応した新仕様となり、WLTCモード燃費はこれまでの15.6km/Lから15.9km/Lに向上。2.0リッターBlueHDiエンジンは、ソフトウエアのマネジメント変更により、JC08モード燃費を従来の17.8km/Lから21.2km/Lへと向上させている。

デジタルヘッドアップインストルメントパネルを新たに採用

　このデジタルヘッドアップインストルメントパネルは、通常のメーター表示に加えアクティブクルーズコントロール作動時に便利なドライブモードや、ドライバーが自分の好みに情報の表示優先順位を設定できるパーソナルモードなどを備える。

全モデルテップレザー＆ファブリックシートとし、GT BlueHDiのステアリング、インテリア、シートにはスポーティなレッドステッチが施される

全モデル標準搭載される安全技術

　308/308 SWには、先進運転支援機能（ADAS）や基本機能が全グレードに標準搭載される。

装備が充実した特別仕様車「ロードトリップ」

「テック パック エディション（TECK PACK EDITION）」や「クロスシティ（CROSSCITY）」に替わるプジョーの新しい特別仕様「ロードトリップ（ROADTRIP）」は、「Allure」をベースにドライブをサポートする装備や、サンセットオレンジのステッチが施された内装、オリジナルエンブレムなどが特徴。

ロードトリップエンブレムは、フロントシート、フロントフェンダー、フロアマットに装着される

専用アルカンタラ＆テップレザーシート

ロードトリップタグ

アルミペダル＆フロントステップガード