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第59回静岡ホビーショー開幕、2年ぶりの開催は一般公開を中止して業者日のみに

会場発表の新製品として「1/48 三式戦闘機飛燕 I型丁」を展示したタミヤ

 プラモデルやRC製品など各種ホビーの新製品が展示される「第59回静岡ホビーショー」が5月13日、静岡県のツインメッセ静岡(静岡県静岡市駿河区)で開幕した。静岡ホビーショーは例年、問屋や専門店・報道などが参加する平日の業者招待日、広く土日に一般公開を行なう一般公開日と2部構成で実施されているが、2021年はコロナ禍が続いているため一般公開日を中止しての開催となる。2020年は業者招待日を含めすべてが開催中止となっており、2年ぶりに静岡ホビーショーが開催された。

 2年ぶりに開催された静岡ホビーショーでは、業者招待日についても地域ごとに分割。13日を東日本エリアの日、14日を西日本エリアの日として分散来場を実施。また、開催直前に緊急事態宣言が延長された地域や追加された地域があることから、出展を取りやめた企業もあり、例年よりも閑散とした印象の中始まった。

密というにはほど遠い「第59回静岡ホビーショー」。出展を取りやめたと思われる空間は、打ち合わせスペースに
「第59回静岡ホビーショー」は模型の世界首都である静岡で開催されている

 急遽出展を取りやめた企業もあるため、普段とは異なり密という印象をまったく受けない会場となっていたが、それでも出展各社は新製品などを積極展示。タミヤは「1/48 三式戦闘機飛燕 I型丁」を会場発表新製品として用意するなど力の入った展示を行なっていた。

タミヤの新製品「1/24 NISSAN フェアレディ 240ZG」