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チーム哀川翔、「ジャパンクロスカントリーラリー(JCCR)プレ大会」にランクルで参戦

2021年12月4日~5日 開催

哀川翔監督とドライバーの川畑真人選手

ステアリングはD1GPドライバーの川畑真人選手

 哀川翔さんが監督を務める「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」は12月4日~5日、長野県木曽町の林道などを中心に開催される「ジャパンクロスカントリーラリー(JCCR)プレ大会」に参戦すると発表した。

 JCCRとは、FIA主催の「Cross Country Rally(クロスカントリーラリー)」を日本風にアレンジして、「日本国内でクロスカントリーラリーを楽しもう」という日本の道路事情に合わせたクロスカントリーラリー。競技はリエゾン(チェックポイント区間)&林道ツーリング(コンペティティブセクション区間)&SS(スペシャルステージ)セクションで構成される。

参戦車両はランドクルーザー レーシング プラド

 チーム参加車両となるトヨタの「ランドクルーザー レーシング プラド(LANDCRUISER Racing PRADO)」は、2020年からAXCR(アジアンクロスカントリーラリー)参戦に向けてFLEXと中央自動車大学校が製作してきた車両で、AXCRが中止になった以降も各部をさらにアップデート。ステアリングはドリフト競技「D1GP」でも活躍している川畑真人選手が握る。また、過去にAXCRを戦ったことのある「FJクルーザー」もエントリー。こちらのドライバーは飯島裕一選手が務める。メカにニックとして中央自動車大学校学生教職員9人がサポートに入り、哀川翔監督のもと川畑真人選手、チーム、サポートと一丸となり総合優勝を目指すという。

 哀川翔監督は「国内のクロスカントリーラリーということでどのような路面環境になるか分かりませんが、TOYO TIRES他、協賛社そしてチーム一丸で優勝。そしてなにより完走目指して頑張ります!!」とコメント。また、ドライバーの川畑真人選手は、昨年のテストの時よりもしなやかなサスセッティングと軽量化による旋回性の高さを感じていて、ブレーキも6ポットキャリパーになったことで制動力が向上し、KINGサスペンションとの相性も非常によく、オーバースピードで進入したコーナーでも安定するなど、車輌コントロールの手応えを感じているという。タイヤはオープンカントリー(OPEN COUNTRY)のR/TとM/Tを使い分けて走るという。