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大阪オートメッセ2022開幕 入場者上限ありで2年ぶりに開催

2022年2月11日~13日 開催

大阪オートメッセ2022のオープニングセレモニー

 インテックス大阪(大阪国際見本市会場)で2月11日~13日の3日間開催される「第25回 大阪オートメッセ2022」が2月11日開幕した。10時からオープニングセレモニーが開催され、大阪オートメッセの顧問を務める衆議院議員の宗清皇一氏と同じく顧問を務める衆議院議員の柳本顕氏、また、特別協力するGTアソシエイションの坂東正明氏らが参加した。

 2年ぶりの開催となる同イベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大阪府「イベント開催等における感染防止対策」に準拠し、収容定員に上限を設けての開催となった。

 オープニングセレモニーであいさつをした、衆議院議員の宗清皇一氏は「昨年はコロナの影響で開催することができませんでした。多くのファンが残念だなと思ったと思いますし、そのうちの私も1人でございます。今年はそういった状況を乗り越えて、みんなでとにかく自動車業界を盛り上げていこう、そんな熱い気持ちで今年開催をしてくださったと思っておりまして、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいでございます。皆さんとともにこの3日間、素晴らしいイベントとして盛り上げていきたいと思っておりますので、すべての皆さま方に感謝したいというふうに思います。感染対策を講じた上での開催なので、いろんなところで限られた環境の中で開催をさせていただいておりますので、不自由なこともあるかと思いますけれども、とにかく安全安心に開催をしていきたいというふうに思っております」と語った。

あいさつした衆議院議員の宗清皇一氏

 そして、「自動車業界を取り巻くこのモビリティ分野というのは、たくさん課題がございます。人口減少の問題もございますし、技術の問題、カーボンニュートラルとして求める全ての課題、こういったものを解決をしていくと同時にですね、自動車というのは例えば利便性が快適性だけではなくて、持つ楽しさ、見る楽しさ、改造する楽しさ、様々な楽しさ、ワクワクがあるんだというように思います。その全てのことがぎっしり詰まったのが、この大阪オートメッセ2022になってると思いますし、国内では久々の大きなイベントであるというふうに思っています。この厳しい自動車業界ですけども、このイベントを通じて皆さまとともにしっかり盛り上げていきたいというふうに思っています」と話した。

あいさつをした衆議院議員の柳本顕氏

 続いてあいさつをした、衆議院議員の柳本顕氏は「モビリティを取り巻く環境というものは、ここ数年大きく変容してきております。カーボンニュートラル、脱炭素化の動きもありますけども、一部では、自動運転や、あるいは空飛ぶクルマなんて話も出てくるので、そういった中で、それぞれが個人の好みに合わせてカスタマイズされた、自分たちの好みに応じたクルマの楽しみ方をそれぞれ味わっていただけるような、その一助となるイベントとして、この大阪オートメッセが大きく、大阪を中心として世界に向けて発信されることを期待するところでもあります。とりわけ大阪におきましては、2025年に大阪関西万博が予定されておりますので、そういったところに向けての機運の醸成にも繋がるなというふうに思っております」と話した。

 そして、「本年は、先ほどらいからお話がございますように、この開催場所であるインテックス大阪も一部利用ができないという厳しい環境の中、ましてや大阪府内におきましてもまん延防止等重点措置、コロナ禍にあっての開催となりましたが、関係の皆さま方のご協力の中で、こうして工夫をしながら開催ができること。大変ありがたく、嬉しく思っております。3日間のイベントを通じまして、関西で、そして大阪で、クルマに対する大いなる関心が深まることを、心からご祈念申し上げまして、オープニングセレモニーにあたってのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします」と締めくくった。

 会場にはTOYOTA GAZOO Racing(4号館)、日産自動車(3号館)、Honda/Honda Access/無限(3号館)、SUBARU/STI(4号館)、ダイハツ(3号館)、西日本三菱自動車販売(3号館)、アルピーヌ・ジャポン(1号館)などの自動車ブランドも出展。2022シリーズ開幕に向けたキックオフとしてSUPER GT GT500クラス参戦3メーカーのGTマシンや、2021年のGT300チャンピオンマシンなども展示されていた。