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アイ・オー・データ、スマホ用CDレコーダーの新製品「CDレコ6」 スマホに保存したCD音楽をディスプレイオーディオで再生できる

2022年3月1日 発表

オープンプライス

スマートフォン用CDレコーダーの新製品「CDレコ6(シックス)」

 アイ・オー・データ機器は3月1日、スマートフォン用CDレコーダー「CDレコ」の新製品「CDレコ6(シックス)」を発表した。本体カラーはホワイトとブラックを用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はいずれも1万4960円前後。

 CDレコ6はiPhoneやAndroidスマホ、ウォークマン(「NW-WM1ZM2」「NW-WM1AM2」「NW-ZX500シリーズ」「NW-A100シリーズ」)に音楽CDの曲を入れられるスマホ用CDレコーダー。取り込みはお気に入りの音楽CDをCDレコ6にセットし、CDレコ6とスマホをワイヤレスでつないで専用アプリ「CDレコミュージック」で操作するだけと、パソコンを使わずに行なうことができる。CDレコ6はSDカード/USBポートも搭載しており、CDリッピングだけでなく音楽データの管理や持ち出しもパソコンレスでできるようになっている。

 アルバム1枚(60分)を取り込むのに必要な時間は、環境によって異なるもののWi-Fi接続(5GHz。CD音質での取り込み)で約4分とした。CD取り込み時に保存する音質は「長時間2(AAC/96kbps)」「長時間1(AAC/128kbps)」「標準(AAC/256kbps)」「高音質(AAC/320kbps)」「CD音質(FLAC)」の5段階から選ぶことができ、ロスレス圧縮であればCD音源をそのままに取り込める。

本体カラーはホワイトとブラックを用意。SDカード/USBポートも搭載

 CDレコミュージックではGracenoteのデータベースからCDタイトル、アーティスト名、曲名を自動で取得でき、手動で設定する手間が不要。曲情報が自動で取得できない場合は自分で自由に編集することもでき、スマホで撮影したジャケット写真を設定したり、スマホ内の画像を設定したりすることも可能。また、CDの曲はもとよりスマホ端末内の曲(Android/iTunes楽曲)やサブスクの曲もCDレコミュージックで聞くことができ、Apple Musicの曲を聞く、CDとApple Musicの曲を混在させて聞くといったこともできる。製品としてApple Music対応をうたう初のモデルとしている。

 そのほか再生中の曲を起点にして、今聞いているアーティストの曲を再生する「アーティスト」、今聞いているジャンルの曲を再生する「ジャンル」、テンポとムードが近い曲を再生する「ムード」、今聞いている曲と近い年代の曲を再生する「ジェネレーション」から自動再生する条件を選択することにより、CDの曲、端末内の曲、サブスクの曲を同じプレイリストで途切れることなく聞き続けることができる。

 なお、CDレコミュージックのアップデートで後日対応(今春予定)となるが、スマホに保存したCD音楽をディスプレイオーディオを利用して再生することも可能にする。また、カーオーディオに端末をBluetooth接続(ペアリング)すると、端末のCDレコミュージックに表示されている全ての音楽を再生できるとともに、パソコンを使わずにCDレコミュージックの音楽をSDカードやUSBメモリーにコピーし、コピーしたSDカードやUSBメモリーをカーオーディオなどで再生させるといったことも可能にしている。