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三菱自動車、新型「エクスパンダー」とラリーアート仕様の「トライトン(ダブルキャブ)」「ミラージュ」をタイで公開

2022年3月18日 発表

ラリーアート特別仕様車「トライトン ラリーアート(ダブルキャブ)」

 三菱自動車工業は3月18日、SUVらしさと環境性能を強化した新型クロスオーバーMPV「エクスパンダー」、ラリーアート特別仕様車の1tピックアップトラック「トライトン ラリーアート(ダブルキャブ)」、コンパクトハッチバック「ミラージュ ラリーアート」を第43回バンコク国際モーターショー2022(3月22日~4月3日開催)で展示すると発表した。

 新型エクスパンダーは、2017年にインドネシアで発売して以来、アセアン、中東、中南米、南アジア、アフリカなどに展開拡大し、2021年には年間で10万台以上(エクスパンダーとエクスパンダー クロスの販売台数)を販売した三菱自動車の世界戦略車。大幅改良した新型エクスパンダーは、2021年11月にインドネシアへ投入し、今回のタイなど、アセアン地域を中心に順次展開していく。

新型エクスパンダー

 トライトン ラリーアート(ダブルキャブ)とミラージュ ラリーアートは、自分らしい走りやスタイリングを求めるユーザーに向けた特別仕様車となり、2021年11月に発表した「トライトン ラリーアート」「パジェロスポーツ ラリーアート」に続いて、タイにおけるラリーアート特別仕様車の第2弾として投入。かつてラリーに参戦していたワークスカーを彷彿とさせるレッド、シルバー、ブラックのストライプ調ボディサイドデカールやレッドのマッドフラップをはじめ、ラリーアートロゴをあしらった内外装アクセサリーを特別装備している。

ミラージュ ラリーアート

 三菱自動車工業 副社長の矢田部陽一郎氏は「今回の新型『エクスパンダー』はSUVらしいスタイリング、質感の高いインテリア、そして低燃費かつ力強い走りで、すでに販売しているインドネシアで人気を博しており、タイのお客さまにもご好評いただけると思っております。また、『トライトン』と『ミラージュ』のラリーアート特別仕様車は、ラリーアートの走りの世界観で三菱自動車らしさを高めたモデルとして提案します」とコメントしている。

新型エクスパンダー

 新型エクスパンダーは、フロントとリアデザインおよび、インテリアデザインを一新してSUVらしさを強化したスタイリングへと進化。クラストップレベルの最低地上高となる220mmを確保し、悪路走破性を向上した。インテリアでは、アームレストやドアトリムにソフトパッドを採用して上質感を高めるとともに、収納スペースを充実させるなど、車内での快適性をよりいっそう高めた。

 また、トランスミッションには高効率CVTを採用することで、アクセル高開度では多段変速のようなエンジン回転数の制御によって力強くキレのある加速感を実現するとともに、アクセル低開度ではCVT特有の滑らかな変速によってエンジン性能を最大限に引き出し、低燃費と高い静粛性を実現した。

トライトン ラリーアート(ダブルキャブ)

 ダブルキャブのローライダー仕様をベースに、ラリーアートのロゴ入りサイドデカールとマッドフラップ、ベッドライナーを装着。第1弾のトライトン ラリーアートから進化させ、新たにフロント、サイド、リアにエアダムを装着することで、ローライダー仕様のトライトンのロースタイリングをさらに強調した。インテリアには、ラリーアートのロゴや、オーバーロックにレッドアクセントをあしらったフロアマットを採用している。

 ボディカラーはホワイトソリッドとブラックルーフのツートンカラー、ジェットブラックマイカの2色を用意し、フロントグリル、アルミホイール、ドアミラー、ドアハンドル、リアゲートハンドルをブラックで統一した。

ミラージュ ラリーアート

 ミラージュ ラリーアートは、ラリーアートのロゴ入りサイドデカールとマッドフラップを装着。さらにブラックカーボン柄のオーバーフェンダーを装着することで、「ミラージュ」のシャープでダイナミックなスタイリングに、ラリーアートのタフな走りのイメージを付与。インテリアには、レッドとブラックの2トーンカラーのシートやラリーアートのロゴ入りフロアマットを採用した。

 ボディカラーはホワイトダイヤモンドとレッドメタリックの2色を用意し、ルーフ、フロントグリル、アルミホイール、ドアミラー、リアスポイラーをブラックで統一してスポーティな装いとしている。