ステランティスがAnycaのカーシェアに本格参入 アバルト、アルファ ロメオ、フィアット、ジープの計150台を登録

「Anyca」の取り組みにStellantisジャパンの4ブランドが参入

　Stellantisジャパンは3月28日、DeNA SOMPO Mobilityが運営しているカーシェアプラットフォーム「Anyca（エニカ）」と、法人が所有する車両のカーシェアを可能にする「Anyca」の取り組みにStellantisジャパンの4ブランド（アバルト、アルファ ロメオ、フィアット、ジープ）の正規ディーラーが参入したと発表した。この取り組みに参入する正規ディーラーの数は148店舗で、合計150台を登録したという。

　これまで新車を体験する機会は主にディーラーでの試乗に限られており、新車の魅力を知る機会は購入直前で、短距離の走行では十分に伝わりきらないという課題があった。今回の取り組みにより、Stellantisジャパンのディーラー店舗からカーシェアで新車を楽しめるようになることで、じっくりとクルマの購入を検討することや、クルマ購入直前でなくても乗りたい新車に気軽に何度でも乗車することができようになる。

　共同使用契約に基づいたカーシェアで100店舗以上のディーラーが参加するのは日本初になるとしており、地域のディーラー店舗が参加することで、全国の幅広い地域で「Anyca」を通じたディーラー所有車輌の利用が可能となる。また、今回のStellantisジャパンの参加により、「Anyca」はディーラー車両を共同使用契約に基づいてシェアできるプラットフォームとして、ディーラー車両のブランド数、店舗数、車両数が日本最大になるという。

　なお、Stellantisジャパンの正規ディーラーの登録を記念して、登録車両を対象にしたカーシェア時に利用できる30％OFFキャンペーンを実施する。キャンペーンの詳細および車種の詳細や共同使用料、受取場所などについては各ブランドのキャンペーン特設サイトを確認いただきたい。

車種と共同使用料