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トヨタ、国内工場で新たな稼働停止を実施 5月に最大4日間稼働停止へ

2022年5月24日 発表

 トヨタ自動車は、国内全14工場28ライン中の10工場16ラインにおいて、新たに5月に最大4日間、6月に最大3日間の稼働停止を実施すると発表した。国内工場の一部で稼働停止を行なうのは、上海ロックダウンによる部品供給不足によるものとしている。

 同社がこれまで公表していた稼働停止に加えて、新たに5月では「LX」「ランドクルーザー300」を生産するトヨタ車体 吉原工場 第1ラインと「ランドクルーザー70」を生産する第2ラインを、5月25日、26日、27日、28日の4日間稼働停止。そのほかにも、トヨタ自動車 元町工場、トヨタ自動車 高岡工場の第1ラインと第2ライン、トヨタ自動車 田原工場の第1ラインと第3ライン、トヨタ車体 いなべ工場の第1ラインにおいて、5月25日、26日、27日の3日間を稼働停止する。

 6月では、トヨタ自動車東日本 岩手工場 第1ラインとトヨタ自動車東日本 宮城大衡工場、ダイハツ 京都(大山崎)工場を6月1日、2日、3日の3日間稼働停止する。

 なお、6月のグローバル生産台数は85万台程度を見込んでおり(国内約25万台、海外約60万台)、年初に仕入先に伝えた台数から、半導体不足の影響によりグローバルで10万台程度の見直しを行なっている。6~8月のグローバル生産台数は平均で月85万台程度とし、通期生産見込みは先日の公表分から変わらず、約970万台を見込むとしている。