プジョーモトシクル、限定50台のネオレトロスクーター特別仕様車「ジャンゴ125エバージョンABS＋」

オプションパーツを標準装備することで、より洗礼されたクラシカルなスタイルへ

　プジョーの2輪部門プジョーモトシクル（aidea）は6月15日、クラシカルなスタイルのネオレトロスクーター「ジャンゴ（DJANGO）125」の特別仕様車「ジャンゴ125 EVASION ABS＋（エバージョン エービーエス プラス）」を発売した。ボディカラーはドラゴンレッドとディープオーシャンブルーの2色があり、各色限定25台で価格はいずれも44万円。

　ジャンゴは1950年代の「S55」をモチーフに、優雅な曲線で構成されたロー＆ロングの流麗なデザインが特徴のネオレトロスクーター。車体のフロントからリアまでエレガントなカーブを描きながら車体のフロントからリアまで続くメッキモールを境に、上下でくっきりと塗り分けられたツートンカラーを採用。

ジャンゴ125エバージョンABS＋。ボディカラー：ドラゴンレッド

ジャンゴ125エバージョンABS＋。ボディカラー：ディープオーシャンブルー

ジャンゴのモチーフとなったS55

　今回発売された特別仕様車は、「ショートスクリーン」「バックレスト」「LEGENDキーホルダー」の3点（合計5万6100円分）を装備としながら、標準モデルの価格（42万9000円）に対して1万1000円増にとどめたお買い得なモデル。

クロームメッキのステーにマウントされたショートスクリーンは、品質感を高めるとともにスタイリングを引き立ててくれる。また、ライダーの胸元にあたる風や雨を防ぎ、快適なライディングに寄与する。単品オプション価格3万2780円

タンデムライダーの快適性と安心感を高めるバックレスト。型押しされた「PEUGEOT」ロゴにより高級感を演出。単品オプション価格2万1890円

プジョー124年の歴史をいつでも身近に感じられるグッズとして「LEGENDキーホルダー」が付属する。単品グッズ価格1430円

2020年から一部のモデルに採用されている新デザインのフロントグリル。フロントカウルのライオンマーク周辺に四輪車を思わせる装飾が施すことで、ジャンゴの品格をさらに高めている

テールランプは明るく鮮やかなLEDを採用。クラシカルなスタイルでありながら現代のモデルにふさわしい安全性も兼ね備える

長距離の移動も快適な広くて厚みのあるシートを採用。前後が分割したセパレートタイプなので、ライダーもパッセンジャーもゆったりと座れる

レトロスタイルの大型アナログスピードメーターと、多彩な情報を表示するデジタルディスプレイを装備。デジタルディスプレイには、メンテナンスインジケーター、時刻、外気温、トリップ＆オドメーターが表示される

　1858年に制定されたというプジョーブランドの最初のマークである「矢の上を歩くライオン」、そしてジャンゴのルーツであるS55が生まれた1950年代に使われていた筆記体の「Peugeot」ロゴの2つを組み合わせたものが「ジャンゴ」シリーズのマークという。

「ジャンゴ」シリーズのマーク