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ダイハツ、「ムーヴ」「キャスト」「ブーン」など計19万2589台の改善対策 スマートアシスト用カメラが走行中に落下するおそれ

2022年10月20日 発表

 ダイハツ工業は10月20日、予防安全機能(スマートアシスト)用カメラに不具合があるとして、ダイハツ「ムーヴ」「キャスト」「ブーン」、スバル「ステラ」、トヨタ自動車「ピクシスジョイ」「パッソ」計19万2589台の改善対策を国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2017年10月2日~2019年6月4日。不具合件数は1048件あり、事故は発生していない。

 不具合は、予防安全機能(スマートアシスト)用カメラにおいて、ウインドシールドガラスへのカメラ固定用ブラケットの接着工程管理が不適切なため、接着力が弱いものがある。そのため使用過程で当該ブラケットが剥がれ、最悪の場合、走行中に落下するおそれがあるというもの。

 改善対策として全車両、カメラブラケットに接着補強材を追加する。