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スバル、SKCでSUPER GT&スーパー耐久レース車をデモラン 「社内向けモータースポーツ感謝の集い」

SKCのテストコースを3台並びのトレイル隊形で疾走するBRZ 3種

 スバルは12月2日、SKC(スバル研究実験センター)においてSUPER GTのGT300クラスに参戦するSUBARU BRZ GT300 2022、スーパー耐久に参戦するTeam SDA Engineering BRZ CNF Concept、スバルドライビングアカデミートレーニング車(旧型BRZ)によるデモランを実施した。

 SKCは栃木県佐野市にあるスバルの実験開発センターで、センター内にはテストコースを持ち、新型車両の開発テストなども行なわれている。2022年シーズンのスーパー耐久でカーボンニュートラル燃料を用いて参戦しているTeam SDA Engineering BRZ CNF Conceptもこちらで開発されたものだ。

2022年のスーパー耐久を戦ったBRZ
SUPER GTを戦ったBRZ

 そのSKCにBRZのGT300クラスマシンを持ち込み、Team SDA Engineering BRZ CNF Conceptに加え、トレーニング車とともに3台でデモラン。「社内向けモータースポーツ感謝の集い」としてスバル社員の前でV字やトレイル隊形などによる迫力のストレート走行を見せた。

 ドライブするのは、BRZ CNF Conceptが井口卓人選手、BRZ GT300が山内英輝選手で、SUPER GTやスーパー耐久でおなじみのチャンピオンコンビ。GT300でチャンピオンを獲得した2021年同様、車両開発やレースなどでお世話になったスバルの社員にシーズン終了の報告とお礼に訪れた。

 SKCではデモランのほかに実車見学時間や、トークショーなども実施。SKC内や三鷹や群馬などから訪れたスバル社員が自社の製品で戦うドライバーとの交流を楽しんでいた。

実写を間近でじっくり見ることもできた
STI 小澤正弘総監督(左)、井口卓人選手(中)、山内英輝選手(右)でトークショー
途中からBRZ CNF Conceptのドライバーである廣田光一氏(右)も加わり、話もはずむ
GT300での記念写真
スーパー耐久車両との記念写真