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トヨタグループの中古車ブランド「CORDE by(コーデバイ)」、プリウスとヴォクシーのカスタムカーを「柏の葉T-SITE」で展示中

2023年3月4日~5日 10時~17時 開催

展示された柏の葉 T-SITE

 トヨタグループのトヨタ・コニック・プロは、クルマのスタイルをアップデートした“スタイルドカー”を提案する新事業「CORDE by(コーデバイ)」の第1弾として発表した「プリウス」「ヴォクシー」ベースのカスタムカーを展示するイベントを開催中だ。3月4日と5日の2日間、場所は「柏の葉T-SITE」(千葉県柏市若柴227-1)。時間は10時~17時。

 展示されるクルマは30系プリウスの中古車をベース車両にした「PRIUS URBANATURE」と、70系ヴォクシーベースの「VOXY URBANATURE」の2台。「ランドクルーザー」や「ハイエース」のリノベーションを展開するRenoca(運営:FLEX)とのコラボレーションで開発したモデルとなり、都市(URBAN)でも自然(NATURE)でも使い勝手がいい“URBANNATURE(アーバネイチャー)”というテーマで人気車種を現代的なスタイルに仕上げた。

車両説明のボードも掲げられた

 今回展示された車両の参考価格はどちらも229万5000円。車両本体と諸費用の90万5000円とカスタム価格139万円の合計となるが、中古車ということもあり、ベース車両の選択次第で価格は前後するほか、受注生産となるためユーザーの好みによる仕様変更も可能だ。

PRIUS URBANATURE

 プリウスをベースに仕上げた「PRIUS URBANATURE」は、ボディカラーを都市、自然のどちらでも違和感なく溶け込む「アーバネイチャーグレー」で全塗装し、エンブレムなどをマッドなブラックで塗装した。

 また、5本スポークのホイールとMUDSTARの全天候型オールテレーンタイヤを装着するとともに、カーキャリアは「THULE」の859XTルーフキャリアを装着した。さらに内装はダークブラウンのレザーシートを採用している。

PRIUS URBANATURE
カラーは都市、自然のどちらでも違和感なく溶け込む「アーバネイチャーグレー」
フロントのエンブレムをつや消しブラックで仕上げた
リアのエンブレムもつや消しブラック
ハイブリッド車のエンブレムもブラックで仕上げた
タイヤはオールテレーンタイプを装着
内装はダークブラウンのレザーシート
各席のレザーシート
アーバネイチャーグレーで全塗装し、ドア内まですべて同色で仕上げてある高品質なもの
リアゲート内のボディカラーもすべて同色で仕上げている
キャリアは「THULE」の859XTルーフキャリア

VOXY URBANATURE

 ヴォクシーをカスタマイズした「VOXY URBANATURE」は、つや消しブラックで仕上げた前後バンパーに、ボディカラーは都市では優しさ、自然の中では力強さを感じられる「アーバネイチャーベージュ」で塗装。エンブレム類もつや消しブラックで仕上げた。特にフロントのエンブレムは、70系ヴォクシーが装着していた当時のネッツ店のエンブレムからトヨタのエンブレムに変更している。

 さらに5本スポークのホイールとMUDSTARのオールテレーンタイヤを装着し、内装はダークブラウンのレザーシートを採用。シートバックにはバリスティックナイロン製バックシートポケットを装備してユーティリティ性能をアップさせた。

VOXY URBANATURE
カラーは都市では優しさ、自然の中では力強さを感じられる「アーバネイチャーベージュ」
つや消しブラックで塗装されたバンパー。エンブレムもトヨタエンブレムに変更
リアのエンブレムもつや消しブラック
インテリアはダークブラウンのレザーシート
ヴォクシーもドア内側やスライドドアレールまわりまですべてボディ同色で塗装されている
シートバックにはバリスティックナイロン製バックシートポケットを装備
リアに荷物を積むことができる。今回展示のベース車は3列シートタイプ

トヨタが手掛ける中古車の新しい提案、次はハイエース

 今回の2台はエンジン、トランスミッション、サスペンションのカスタマイズはしていないが、トヨタが手掛ける中古車として整備され、トヨタの中古車やアフターサービスを手掛けるトヨタユーゼックと提携し、1年間の保証が付く。全国のトヨタ店舗でのアフターサービスも受けられる。

 実際の販売は千葉市のトヨタユーゼック千葉みなと店で行なわれるが、同店はオンライン商談に対応しており、店舗に出向かなくても商談が可能となっている。

 今回は第1弾としてアウトドアのイメージでカスタマイズを行なったが、第2弾企画としてエンタテイメントカンパニー STARBASEをパートナーにトヨタ「ハイエース」のスタイルドカーの商品企画が進行中。ビジネスでもアウトドアでもないハイエースの新しい提案を行なう予定で、4月末の発売を目指している。