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創業70周年の南海部品、ミレニアル世代に向けた新シリーズ「STAR」を発表

2023年3月14日 発表

 南海部品は3月14日、1981年~1996年生まれの「ミレニアル世代」に向けたバイク用品の新シリーズ「STAR」を発表した。創業70周年となる南海部品が、長年培った技術を活かしバイク用品の新シリーズを展開する。

 STARは、スポーツシリーズ・ツーリングシリーズ・オールラウンドシリーズ・レーシングシリーズの4つのシリーズに分別され、それぞれの頭文字をとってSTARとした。ライディングジャケットやパンツといったアパレル用品、グローブ、ヘルメット、バッグなどのアクセサリー類のほか、バイクパーツも取り扱い予定としている。

新発表 STARシリーズのロゴマーク
STARラインナップ例
STAR商品事例、商品名:スーパーライトメッシュジャケット 品番:SDW-4145

 南海部品は、大阪にオートバイ部品・用品の専門商社として創業していた中嶋商店により、昭和28年(1953年)に設立された。1980年代、空前のバイクブームの中、フレディー・スペンサー選手との契約を期に、世界で活躍する名だたるライダーと次々にスポンサー契約し、南海部品のレザースーツの製法技術は飛躍的に進歩。多くのライダーの支持を得て「南海部品」という名は世界のシリーズへと駆け上がった。その南海部品が新たに掲げた新スローガン「Always Riders at Heat.」を基にした取り組みの1つが「STAR」としている。

 同社によると、近年の二輪免許取得率が増加し、2021年上半期の普通二輪免許と大型二輪免許の新規取得者数が13万6852人と、前年同期比で36%もの大幅増となり、特に1981年~1996年生まれのミレニアル世代が多くを占めるとしている。(警察庁の統計より)

 ミレニアル世代の多くはパーソナライズを重視する傾向があり、シリーズ価値よりも自分に合った等身大のものが欲しい、個性を大切にしたいと考えている性質にあると考え、適正で効率的なバイク用品選びをしてほしいと、「STAR」では異なる4つのシリーズで構成し、ユーザー自身のライダーライフにマッチするバイク用品を選べるようにしたとのこと。