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ホンダ、大型二輪アドベンチャーモデル「XL750 トランザルプ」発売 価格126万5000円

2023年3月16日 発表

XL750 TRANSALP(ロスホワイト)

 本田技研工業は3月16日、大型スポーツモデル「XL750 TRANSALP」を5月25日に発売すると発表した。XL750 TRANSALPは、新開発の直列2気筒エンジンを搭載したアドベンチャースタイルのモデルで、価格は126万5000円。

「TRANSALP(トランザルプ)」のモデル名にはアルプス越えの意味があり、XL750 TRANSALPでは「Adventure Touring 日常から世界一周までを叶える、新世代ジャストサイズオールラウンダー」をコンセプトとし、歴代のTRANSALPが受け継いできた、市街地から高速道路、そして峠道から未舗装路までオールラウンドで雄大なスケールのロングツーリングを快適に楽しめるモデルを目指し開発された。

 XL750 TRANSALPに搭載されるエンジンは、新開発の水冷4ストロークの直列2気筒OHC4バルブ 754cm3エンジンを搭載し、最高出力67kW(91PS)/9500rpm、最大トルク75Nm/7250rpmを発生。また、クラッチレバーの操作荷重軽減とシフトダウン時の後輪のホッピングを抑制するアシスト&スリッパークラッチを採用。車体は、レイアウトの最適化と各部の軽量化を施したリアフレーム一体型のダイヤモンドフレームに、ショーワ(日立Astemo)製 SFF-CATM倒立フロントフォークを、リアには路面追従性に優れたプロリンクサスペンションに軽量高剛性のアルミスイングアームを組み合わせて採用。ブレーキは、フロントに2ポットキャリパーに直径310mmのダブルディスクを、リアブレーキには直径256mmのシングルディスクを採用している。

 そのほかにも、防風性能と空力性能を兼ね備えた機能的な大型ウインドスクリーンを採用、車線変更時や右左折終了後に自動的にウィンカー作動を停止させる機能「オートキャンセルウインカー」、急制動をいち早く後続車に伝える機能である「エマージェンシーストップシグナル」など、ライディングをサポートする先進の電子制御技術を搭載し、ライダーの利便性を高めたほか、車両とスマートフォンをBluetoothで連携することで、ハンドルスイッチ及び音声入力により音楽再生や通話などの操作を可能とするHSVCSなどを採用している。

 カラーリングは、アドベンチャーイメージを引き立てる「ロスホワイト」の1色展開。

XL750 TRANSALP(ロスホワイト)