NEXCO東日本、常磐自動車道の山元IC~亘理IC間の開通を2009年中に前倒し
用地案件解決などで工期を短縮

開通区間などの概要

2009年4月23日発表


 NEXCO東日本(東日本高速道路)は4月23日、常磐自動車道の山元IC(インターチェンジ)~亘理IC間の開通時期について、2009年中に開通できる見通しになったと発表した。

 NEXCO東日はこれまで、宮城県亘理郡山元町の山元ICから、亘理郡亘理町の常磐自動車道の終点となる予定の亘理ICにかけての区間について、2010年9月を開通予定として事業を進めていた。今回、同区間の残っていた用地案件が解決したほか、生活道路として高速道路下を横切るアンダーパスを建設する予定であったが、地元住民の理解により側道に変更できたと言う。このことが大幅な工期短縮につながり、2009年中に開通できる見通になったとしている。

 なお、NEXCO東日本は常磐自動車道の浪江IC(仮称)~相馬IC(仮称)間を2011年度に、相馬IC~山元IC間を2014年度に開通する予定としており、これにより常磐自動車道が全線開通することとなる。


(編集部:)
2009年 4月 24日