マクロミル調査、ETC特別割引を約9割が認知し、車でのレジャー増加を見込む 助成利用者は1割弱、ETC特別割引の利用意向も約7割に |
2009年4月24日公開 |
マクロミルは4月24日、「自家用車での旅行・レジャーに関する調査」の調査結果を公表した。
この調査は、マクロミルモニター会員のうち家庭で車を所有し、1年以内に運転をしている20~59才の男女を対象に4月15日~16日にかけて実施されたもの。有効回答サンプルは500で、関東が139と最も多く、四国が18で最も少ない結果となった。
最近1年間の自家用車での旅行やレジャーについては、「月に1回くらい」が22.8%、「月に2~3回くらい」が23.8%、「週に1回以上」が11.2%で、約6割のユーザーが月に1回以上自家用車で旅行・レジャーに出かけていることとなる。出かける目的は、「ショッピング」が66.4%と最も多く、以下「日帰り観光」が61.4%、「温泉・スパ」が54.9%となっている。
3月から開始されたETC特別割引については、「適用区間や条件まで、詳しく知っている」が14.8%、「大体の内容を知っている」が80.2%で、95%のユーザーがETC特別割引を認知している結果となった。ETC特別割引の利用意向については、「すでに利用している」と回答したユーザーが25.4%であったほか、「今後利用したい」と回答したユーザーも67.2%となった。
ETC車載器の搭載については、60.6%が「搭載されている」と回答。搭載時期については、3月から開始されたETC車載器新規導入助成より以前に搭載したユーザーが91.7%、助成開始を機会に搭載したユーザーが8.3%となっている。また、ETC非搭載者のうちゴールデンウィークまでに購入する意向があるユーザーは25.9%となっている。
今後の車でのレジャーについては、46.8%のユーザーが「以前より増えると思う」と回答。増える理由については、ETC特別割引を約9割のユーザーが当てはまるとしているほか、ガソリン価格の下落も約8割のユーザーが当てはまるとしている。
渋滞中の過ごし方では、88.0%が「音楽を聴く」と回答し、以下「同乗者と会話やゲームをする」が57.2%、「ラジオを聴く」が53.0%と続いている。また、運転中の同乗者の嬉しかった行動は「食べ物や飲み物を渡す」が61.4%で1位に、一方同乗者にされた不快な行動は「渋滞で機嫌が悪くなる」が33.6%で1位となっている。
ETC特別割引の認知調査 | ETC特別割引の利用意向 | 車でのレジャーが増えると思う理由 |
出典:マクロミル調査
(編集部:)
2009年 4月 24日