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トーヨータイヤの「オープンカントリー」装着チームがオフロードレース「バハ1000」で総合優勝 年間チャンピオンも獲得

2023年11月22日 発表

バハ1000に参戦したオープンカントリー M/T-R装着車両

 トーヨータイヤ(TOYO TIRE)は11月22日、米国のタイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A. Corp.が、11月13日~11月18日(現地時間)にかけてメキシコで開催されたオフロードレース「第56回 SCORE BAJA 1000(バハ1000)」で、ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)M/T-R」を供給、サポートしたチーム(ブライス・メンジス選手、アンディ・マクミラン選手、タボ・ヴィルドソーラ選手)が総合優勝したと報告した。また、このレースを含む「SCORE World Desert Championship 2023」全4戦の累計獲得ポイントを通じて、同選手たちのチームのシリーズ年間チャンピオンも確定した。

 SCORE BAJA 1000は、世界有数の過酷なオフロードレースシリーズであるSCORE World Desert Championshipの最終戦。山岳地帯や砂漠などの荒れた路面で構成され、2023年度は全行程約1300マイル(約2090km)のコースにて「オープンカントリーM/T-R」が優れた耐久性と悪路走破性を発揮。ブライス・メンジス選手をはじめとするチームメンバーの卓越した運転技術によって22時間35分33秒で完走を果たしたという。

総合優勝チームのドライバーであるアンディ・マクミラン選手(左)、ブライス・メンジス選手(中)、タボ・ヴィルドソーラ選手(右)

 ブライス・メンジス選手は、「10年以上かかったが、ついにBAJA 1000初優勝という栄誉を手にして感無量です。今シーズンはBAJA 500とBAJA 400で総合優勝を果たし、そして今回の総合優勝で年間チャンピオンに輝きました。すばらしいチームのサポートがあってこそ、成し得た成果です」とコメントしている。

 また、同じくタイヤサポートを行なったグスタボ・ヴィルドソーラ・シニア選手もTrophy Truck Legends部門でクラス優勝と年間クラス優勝を果たしたほか、トーヨータイヤグローバルブランドアンバサダー故ケン・ブロック氏の家族らがドライバーを務めたBlock Family Teamも、オフロード走行を想定した小型多目的車両の市販車部門である「Pro Stock UTVクラス」で優勝を果たした。

オープンカントリーシリーズは、ピックアップトラックやSUVをターゲットとしたトーヨータイヤの主力ブランド。北米では優れた基本性能とアグレッシブなパターンデザインが高く評価されているほか、国内でもアウトドアやファッションを志向するユーザーの間で、タイヤ側面の商品名とブランドロゴを白く立体的に表記したホワイトレターが人気を集めている