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ホンダの新型バッテリEV「ゼロシリーズ」は、シンプルで独創的な次世代の原型デザイン

ホンダ ゼロシリーズはシンプルで独創的な「次世代の原型」デザイン

ホンダ ゼロシリーズの見せるシンプルで独創的なデザイン

 本田技研工業は1月9日(現地時間、日本時間は1月10日)、米国ネバダ州ラスベガスで開催されている「CES2024」において、新型バッテリEV「Honda 0(ゼロ)シリーズ」のコンセプトモデル「SALOON(サルーン)」「SPACE HUB(スペース ハブ)」を世界初公開した。

 この新型バッテリEV「ゼロシリーズ」には新しいデザイン言語が採り入れられており、サルーン、スペース ハブの2台にはEVの可能性を拡張する「Thin,Light, and Wise.」コンセプトが表現されている。

株式会社本田技術研究所 常務取締役 デザインセンター担当 南俊叙氏

 本田技術研究所 常務取締役 デザインセンター担当 南俊叙氏は、「一目見てスポーティで大胆なプロポーション、シンプルでいて特徴のあるデザイン」とし、とくにリアビューは独創的で、ほかのクルマから見られることを意識している。

 今回のゼロシリーズでは、従来のバッテリEVとは異なり、低く、ワイドなディメンションでありながら、広い室内空間のため「走りにこだわりながら新しい空間のモチーフ、それをシンプルに表現する新しいデザインにした」と語った。

本田宗一郎氏の言葉
独創性を重視
大胆なプロポーション
独創の機能美
感性に寄り添う存在へ

 南取締役は、「お客さまの期待を超える、お客さまの生活が本当に豊かになるような、まるで家に飾るアートの一つになるような、よろこびを得られるデザインを創造していきたいと考えています」といい、新型バッテリEVであるホンダ ゼロシリーズのデザインをアートの領域まで引き上げようとしている。

 CESにおいては、とくにコクピットなどの機能が強調されることもあるが、今回のホンダの発表では機能というよりデザインコンセプトの発表となっている。アートで「拡張するHMI」と語られており、直感操作と拡張性を重視したものとなるようだ。

コクピットデザイン
拡張するHMI
共鳴するCMF
サルーン
サルーン
サルーン
サルーン
サルーン
スペース ハブ
スペース ハブ
アートへ