ニュース

篠原ともえさんを招いて、新型クラウンのトークイベントを虎ノ門ヒルズで実施

水素をテーマに、篠原ともえさんと新型クラウンチーフエンジニア清水竜太郎氏がトークショー

篠原ともえさんと、新型クラウンチーフエンジニア清水竜太郎氏がトークショー

 トヨタ自動車は3月24日、虎ノ門ステーションアトリウム・カフェ(東京都港区虎ノ門)においてデザイナー/アーティストである篠原ともえさんと、新型クラウンチーフエンジニアである清水竜太郎氏によるトークショーを開催した。

 このトークショーは、22日~24日まで同所において期間限定で行なわれた「CROWN “next-life” SALOON -SENSE of NEXT- @TOKYO」のプログラムの一つ。先日発売された水素で走る新型クラウンセダンFCEVをテーマに、水素や新型クラウンなどについて、篠原さんと清水氏が語った。

トークショーゲストとして登壇した篠原ともえさん

 カフェの横のオープンスペースには、新型クラウンセダンFCEV、新型クラウンスポーツPHEVのほか、発売前の新がクラウンエステートプロトタイプを展示。虎ノ門ヒルズを行き交う人々の注目を集めていた。

 カフェ内では、3日間にわたってセッションやトークショーを実施。ディーラーなどから案内されたユーザーが、参加できるような趣向となっていた。

 ゲストとして登壇した篠原ともえさんは、ファッションデザイナーらしく今回のイベントのドレスに言及。水素がテーマということで、流れを表現したドレスになっていると紹介。ひらひら感のある部分を観客に説明した。

 一方、16代目クラウン チーフエンジニアである清水氏も、ジャケットなど水素にちなんだ色のものにしてあると紹介。一般の生活ではなじみのない水素というエネルギーを親しみやすいものにという意図を感じた。

会場に展示された新型クラウンスポーツ
新型クラウンエステートは、プロトタイプを展示

 トークショーの内容は、環境や持続可能性など少し先の未来を語り合うものや、篠原さんのバラエティアイドル時代の振り返りなど多岐に及んだもの。なにか結論を出すようなものではなく、自動車やモビリティが直面する問題を改めて認識するものとなっていたほか、クラウンのヘリテージに触れるものもあった。

 1時間のトークショーはあっという間に終了。トークショー後半では、観客とともにお題について考えるようなコーナーもあり、そこでは篠原さんが観客に「くるくる~」と声をかけ、観客が「みらくる」と返すようなシーンもあった。

お題について参加者と語らい会う清水氏

 トークショー内では、クラウンの専門店である「THW CROWN」に触れたものもあり、清水氏は、「お客さまとしっかり連携する販売店」と紹介。現在、THW CROWNは、「THE CROWN 横浜都筑」「THE CROWN 福岡天神」「THE CROWN 愛知高辻」と3店舗展開しているが、年度内には東京、千葉にもオープンすることが発表されている。

 清水氏は、今後も増える専売店「THW CROWN」への期待を込めつつ、今回イベントを行なっている虎ノ門という地が1955年の初代クラウン発表の場であったことに言及。「私の方から勝手に縁を感じている」と、虎ノ門という場を観客と共有しているうれしさを語っていた。

会場全景