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警察庁、大型免許にAT限定を導入へ 意見募集開始

2024年4月18日 発表

 警察庁は4月18日、大型免許等にAT免許を導入するとともに、技能試験、技能教習及び技能検定の方法等の見直しを行なうため、「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令案」に対する意見の募集を開始した。

 改正案の内容としては、大型免許、中型免許及び準中型免許(これらの仮免許含む)並びに大型第二種免許及び中型第二種免許にAT免許を導入すること。また、技能試験等は全てAT車を用いて行ない、MT免許のクラッチ・ギア操作に係る項目のみ、MT普通車で行なうこと。中型第二種免許の試験車両規格をマイクロバスのサイズに見直すこと。その他、所要の改正を行なうとしている。

 施行期日は、試験車両の開発・導入時期等に鑑みて、普通・普通第二種免許に係るものは2025年4月1日、中型・準中型・中型第二種免許に係るものは2026年4月1日、大型免許に係るものは2027年4月1日、大型第二種免許に係るものは2027年10月1日。その他所要の改正は公布の日としている。

 改正する趣旨としては、トラックやバスのAT車の普及が進んでいる状況や職業ドライバー不足等の近年の状況を踏まえのこと。一般からの意見募集の期間は、2024年4月19日〜5月18日の30日間としている。