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スバル、「レガシィセダン」米国での生産を2025年春に終了へ

2024年4月23日(現地時間) 発表

レガシィセダン2025年モデル

 スバルの米国子会社スバル・オブ・アメリカは4月23日(現地時間)、米国で生産する「レガシィ セダン」について、2025年モデルをもって米国での生産を終了すると発表した。終了時期は2025年春を予定。

 レガシィはアメリカ市場向けに設計され、1989年のデビュー当時、米国の新しいインディアナ工場となるスバル オブ インディアナ オートモーティブで製造された最初のスバル車となった。初代レガシィは、マルチポイント燃料噴射装置、4輪ディスクブレーキ、完全独立サスペンション、フルタイムAWDも利用可能で、レガシィ ワゴンはその後の「アウトバック」の基礎となった。

 デビュー以来、米国で販売されるレガシィモデルは、インディアナ州ラファイエットにあるスバル オブ インディアナで組み立てられている。スバル レガシィの6世代の累計台数は米国で130万台以上の販売を記録した。

 レガシィはスバルのモデルラインアップの中で最も長く続くモデルであるが、その生産終了は、乗用車からSUVやクロスオーバーへ市場が移行したこと、バッテリEV「ソルテラ」を含め、2028年までに8車種のEVを生産すると発表したスバルの電動化への移行を反映したものとしている。

レガシィ セダン2025年モデル