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三菱自動車、「デリカD:5」「エクリプスクロス」計13万8839台をリコール 制動停止距離が伸びるおそれ
2024年11月1日 22:01
- 2024年11月1日 発表
三菱自動車工業は11月1日、ブレーキ倍力装置に負荷を供給するためのバキュームポンプに不具合があり、制動停止距離が伸びるおそれがあるとして、「デリカD:5」「エクリプスクロス」の2車種、計13万8839台のリコールを国土交通省に届け出た。
具体的な不具合は、ブレーキ倍力装置へ負圧を供給するためのバキュームポンプにおいて、内部チェックバルブの材質が不適切であったため、厳寒期に氷点下を大きく下まわる状況でチェックバルブに付着した水分が凍結して固着することがあり、ブレーキ倍力装置へ負圧が供給されず、ブレーキペダルの操作力が増加し、制動停止距離が伸びるおそれがあるというもの。これまでの不具合件数は12件で、事故は発生していない。
改善措置としてバキュームポンプを対策品と交換する。なお、交換用部品の準備に時間を要するため、北海道、東北地区から順次交換を行なうとしている。