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ホンダ公式eモータースポーツ決勝大会、佐々木拓眞選手が「Challengeクラス」優勝 「GT Grand Final 2024」ホンダウエルカムプラザ青山で開催
2024年12月2日 00:00
- 2024年12月1日 開催
HRC（ホンダ・レーシング）は12月1日、ホンダ公式eモータースポーツの決勝大会「GT Grand Final 2024」を東京青山にある「ホンダウエルカムプラザ青山」で開催した。
同イベントは、PS5/PS4用ソフトウェア「グランツーリスモ7」（ソニー・インタラクティブエンタテインメント）を用いたeモータースポーツイベントで、「ホンダ・レーシング イー・モータースポーツ2024」として2024年8月2日～9月1日にオンライン予選を実施。オンライン予選では、2023年に開催した20万人を上まわる23万5000人もの世界中のeアスリートが参加した。
決勝大会となるリアルイベントには、17歳以下の「U17クラス」に日本国内在住のランキング上位10名、18歳以上の「Challengeクラス」には2023年大会優勝者1名と、日本国内在住の上位4名と海外在住の上位5名の10名、計20名が東京青山に集まった。「Challengeクラス」では、決勝大会への参加資格が日本在住者から海外在住者まで拡大され、世界のeモータースポーツ・トップランカーが集結した。
決勝大会、18歳以上の「Challengeクラス」では3つのレースが実施され、3レースで獲得した36ポイントにより、佐々木拓眞選手が優勝。32ポイントで鈴木聖弥選手が2位、ヴァレリオ・ガロ選手が30ポイントで3位となった。
優勝した佐々木選手は、2023年大会で2位となっており今回初優勝。表彰式で佐々木選手は「やはり昨年2位という悔しい結果だったので、本当に有言実行でリベンジできてよかったです」と優勝した喜びを語った。
決勝大会の結果は、第1レースでは2023年の勝者イゴール・フラガ選手が1位となり、第2レースで佐々木選手が1位となった。残った第3レースでは、タイヤ選択が勝利の鍵となり、佐々木選手は3位でポイントを獲得、3つのレースの総合ポイントで勝利を決めた。
第3レースで展開したタイヤマネジメント作戦について、佐々木選手は「もうヴァレリオ選手とキリアン選手があまりにもペースが速いんですよ。なので、これは、ついていけなくなったら終わるなと思って、もう賭けに出てソフトタイヤにしました。ソフトタイヤで結構ロスしてしまったので、最後はすごい激熱なバトルの中で、なんとか守りきることができてよかったです」と話した。
佐々木選手は、今後12月7日〜8日にオランダ・アムステルダムで開催されるグランツーリスモ2024年チャンピオンシップの年間王者を決定する「ワールドシリーズ 2024 ワールドファイナル - アムステルダム」に宮園拓真選手とともにアジア地区代表として出場予定。
佐々木選手は「（今シーズンは）なかなか勝てなかったレースが多かったので、今回すごく自信になりました。今いい感じに波に乗ってるので、この後の世界選手権も優勝を目指していきたいと思います。応援よろしくお願いします」とコメントした。
なお、午前中に開催された17歳以下の「U17クラス」では、予選と決勝の2レースが開催され、石野弘貴選手が優勝、林龍之介選手が2位、金子壮太選手が3位となり、表彰台に登った。