プジョー、308シリーズのクーペ・カブリオレ「308CC」 「307CC」からボディーサイズを拡大し、ルーフ開閉時間も短縮 |
プジョー・シトロエン・ジャポンは、、308シリーズのクーペ・カブリオレ「308CC」を6月1日に発売する。価格は、「308CC Premium」が420万円、上位グレードの「308CC Griffe」が455万円。
308CCは、307シリーズをベースとした「307CC」の後継モデルとなる2ドア、4シーターのクーペ・カブリオレ。307CCと比較して全長を75mm、全幅を60mm拡大し、大人4人が快適に過ごせる空間を確保しつつ、全高は5mm低くなった。
エクステリアでは、フロントとボンネットを除く個所でCC専用デザインのボディパネルを採用しているほか、フロントバンパーは308シリーズ最上位機種の「GTi」のバンパーを装備。サイドのウエストラインには、リアサイドウインドウまで伸びるクロームガーニッシュを付加し、テールランプはLED式を採用している。
ルーフは2分割の電動油圧開閉式のメタルトップを装備し、開閉時間は307CCから5秒短縮の約20秒。電動ルーフの生産はドイツのMAGNA CTSで行われ、ボディの組み立てはフランスのソショー工場で行われている。
インテリアでは、表皮をレザーとした専用デザインのヘッドレスト一体型スポーツシートを前後席に採用し、前席は8ウェイの電動シートを装備。運転席のポジションメモリー機能や、後席への乗降を容易とする「イージーアクセス機能」などを搭載する。空調機能では、ルーフの開閉を自動検出して温度や風量、風向を自動調整するインテリジェント オートエアコン、前席乗員の首まわりを温めるネックウォーマーを装備する。このほか、ウインドディフレクターやシートヒーターを装備する。
エンジンは1.6リッターの直噴ツインスクロールターボエンジンを、トランスミッションは4速ATを搭載。ホイールは16インチアルミホイールを装備する。308CC Griffeは、308CC Premiumをベースに、インテリアをシートのほかドア内張りやダッシュボードにもレザー表皮を採用したインテグラルレザー仕様とするほか、17インチアルミホイールを装備する。全モデル右ハンドル車を用意するが、308CC Griffeのみ受注生産で左ハンドル車も販売する。
(編集部:)
2009年 5月 14日