クラリオン、デジタルメディアに対応したレシーバーなど3機種 低価格なCDレシーバーやコンパクトなサブウーファーも |
クラリオンは、ディスクドライブを持たない、デジタルメディア再生専用のレシーバー「FZ409」と、低価格のCDレシーバー「CZ109」、キューブデザインのサブウーファー「SRV110」を6月上旬より順次発売する。価格はFZ409が2万6250円、CZ109が1万4700円、SRV110が2万790円で、CZ109は6月上旬、FZ409とSRV110は7月下旬に発売する。
FZ409 |
■USB/MP3/WMA/AACレシーバー FZ409
iPodやUSBメモリーなどに保存された圧縮音源の再生に特化したFZ409は、1DINサイズのレシーバーで、ディスクドライブを持たないメカレスレシーバー。USB接続ケーブルが搭載され、iPodをUSB接続が可能なほか、USBメモリーに記録された音楽ファイルの再生が可能となっている。
圧縮音楽ファイルで失われた高音域を修正、補正することで、原音再生する「BBE MP」や、3バンドの音域を調整可能なパラメトリックイコライザーも採用、3つのプリセットパターンも用意され、好みの音質に調整ができる。
iPodやUSBメモリーなど複雑な階層の中からスムーズに選曲、再生ができるように、静電非接触スイッチを採用。パネルをタッチしたりなぞったりすることで、素早い操作ができる。また、フルドットOELディスプレイも搭載し、楽曲の漢字タイトルの表示も可能となっている。
そのほか、背面に3.5mmステレオミニジャック音声入力端子、6ch音声出力端子、50W×4ハイパワーアンプ、ハイパス・ローパスフィルターなどを搭載する。
パネルをなぞることでフォルダの選択や選曲が可能 | フルドットOELディスプレイで漢字タイトルの表示も | iPodをつなぐUSBケーブルやAUX入力は本体背面にある |
CZ109 |
■CD/MP3/WMAレシーバー CZ109
1万4700円という低価格を実現した1DIN CDレシーバーのCZ109は、MP3/WMAの再生にも対応。前面にAUX入力端子を備える。
「Z-エンハンサープラス」により、音楽ジャンルにあわせて3つのイコライジングパターンを選択でき、さらに2バンドパラメトリックイコライザーでより細かなセッティングもできる。また、ロードノイズでかき消されやすい50Hz付近の超低域をブーストする「マグナベースEX」を搭載する。
そのほか、50W×4ハイパワーアンプや、2ch RCAラインアウトを装備。オプションのBluetoothトランシーバー「BLT370」をAUX端子につなぐことで、ワイヤレスでの楽曲送信や携帯電話の使用ができると言う。
AUX入力端子を前面パネル部に備、iPodなどを接続できる | 盗難防止のため、フェイスパネルの脱着が可能 | 電源やスピーカー出力以外はシンプルな背面。RCA出力2chを備える |
■17cmパワードサブウーファー SRV110
パワーアンプ内蔵のサブウーファーSRV110は、1辺が215mmの立方体デザインで、スピーカー面を横に向けても上に向けても設置できるのが特徴。MAX120Wのパワーアンプを内蔵し、スピーカーには17cmのMIPPコーンウーファーを採用、背圧を圧縮してダクトに送るエアーコンプレッシブル構造としている。
RCA入力の他、スピーカーレベル入力にも対応しているため、ライン出力のないヘッドユニットや純正オーディオと組み合わせることも可能となっている。
SRV110は高さ、幅、奥行きともに215mmのキューブスタイル。本体重量は4.3kgだ | 本体でゲイン、FREQ、位相の切り替えができる。また、背面下側にバスレフポートを備える | 付属のラインケーブルはL型コネクターのため、上向き設置にも対応する |
(編集部:瀬戸 学)
2009年 5月 19日