第55回パリ航空ショー、6月16日～22日にフランス パリのル・ブルジェ見本市会場で開催 スバルや川崎重工出展

パリ航空ショーには多くの日本企業も参加している。写真は第54回パリ航空ショー開催時のもの

　第55回パリ航空ショーが、フランス パリ郊外のル・ブルジェ見本市会場（ル・ブルジェ空港内）で6月16日～22日（業界関係者向け公開日が16日～19日、一般来場者向け公開日が20日～22日）に開催される。パリ航空ショーは、イギリスのファンボロー航空ショーと隔年で開催されており、世界でも有数の航空ショーとなる。

　2023年の前回は、48か国から2498社が出展し、21か国から300社のスタートアップ企業が参加。169か国から12万7312名の業界関係者が来場したほか、150機の航空機を展示し、210の飛行展示（デモフライト）を実施した。契約締結金額は計1500億ドル（約22兆円）となった。

パリ航空ショーの会期は、業界関係者向け公開日が6月16日～19日、一般来場者向け公開日が20日～22日

　2025年のパリ航空ショーでは「パリ・スペースハブ2025（Paris Space Hub）」という宇宙関連のイノベーションに特化したエリアを設置。宇宙関連の研究機関、関連産業や業界団体の出展者が一堂に会し、気候、環境、コネクティビティ、デジタル技術、防衛、安全保障、輸送、宇宙探査事業などさまざまなテーマでスピーチやデモンストレーションを行なうという。主要な機関としては、CNES（フランス国立宇宙研究センター）、ESA（欧州宇宙機関）、CDE（Armée de l’Air et de l’Espace、フランス航空宇宙軍 宇宙司令部）、NATOなどが参加予定。

　また、多くの日本企業も参加予定。IHIや三菱重工、川崎重工、スバルなどが出展を予定している。

　すでにパリ航空ショー2025業界関係者（TRADE VISITOR）入場バッジの販売が開始されており、パリ航空ショー公式サイトでのオンライン事前登録での割引販売も行なっている。

フランスを代表するイベントのため、多くのVIPも参加する

一般公開日には多くの人が訪れるパリ航空ショー