独メルセデス・ベンツ、「Cクラス クーペ」をジュネーブショーで公開 |
独メルセデス・ベンツは、「Cクラス クーペ」を、第81回ジュネーブ国際モーターショー(プレスデー:3月1日~2日、一般公開日:3月3日~13日)で発表する。欧州では6月に発売される。
Cクラス(W204)ベースの2ドアクーペ。W202、W203に3ドアクーペがあったが、2ドアクーペは190Eに始まるこのセグメントにおいて初。
スタイリング、特に“下半身”はW204をベースとしたもの。ボディーサイドの前傾したショルダーラインや張り出したホイールアーチ、スリーポインテッドスターを中央に配したグリルなどを備える。
一方グリーンハウスは、ルーフを後方へ長く伸ばし、短いトランクリッドに緩やかに降ろすことで、ボディー後部を短く見せ、4人に十分な室内空間を確保しつつ、ロングノーズ&ショートデッキのプロポーションを作っている。なお全高はセダンより41mm低められている。
用意されるパワーユニットは、ガソリンエンジン3機種とディーゼルエンジン2機種で、全モデルが「ブルーエフィシエンシー」を名乗る。ガソリンエンジンは「C 350」の3.5リッター直噴V型6気筒と、「C 250」「C 180」の1.8リッター直噴4気筒ターボ。C 250とC 350は標準で、その他はオプションで7速AT「7G-トロニック プラス」を搭載する。
装備では、インターネット接続に対応したコマンドシステムを初めて搭載する。これは、グーグルによる目的地検索と天気情報に対応するほか、パソコン上でグーグルマップを使って設定したルートをダウンロードする機能が搭載される。また、「プラスチックシティービュー」と呼ばれる3D表示機能も備える。
(編集部:田中真一郎)
2011年 2月 14日