光岡自動車、「リューギ」をマイチェンして先進安全装備を採用

　光岡自動車は、ミディアムセダン「リューギ（Ryugi）」をマイナーチェンジし、7月3日から発売する。価格は226万2600円～319万6800円。

マイナーチェンジした「リューギ（Ryugi）」では、新色の「ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン」を加え、「ホワイトパールクリスタルシャイン」「シルバーメタリック」「ブラックマイカ」の4色を設定

　今回のマイナーチェンジでは、ラインアップに同社初のハイブリッドモデルをラインアップ。また、新たに先進安全装備を充実させ、「衝突回避支援」「車線逸脱アラーム」「オートマチックハイビーム」などを15STと15ST 4WDにオプション設定、そのほかのグレードに標準装備している。

ボディーサイズは4510×1695×1460mm（2WD車の全長×全幅×全高。4WD車の全高は1485mm）

「衝突回避支援」では、レーザーレーダーとカメラを使って車両前方の障害物を検知し、ディスプレイ表示とアラーム音でドライバーに警告するほか、約30km/h～80km/hで走行中に障害物を検知したあとにブレーキを踏むと、アシストブレーキを強く作動させて制動力を高める。さらにブレーキ操作がなかった場合には自動ブレーキが作動して、車速を約30km/h減速させる。

「車線逸脱アラーム」では、道路上に引かれた車線（白線、黄線）をカメラが認識し、約50km/h以上で走行中の車線から逸脱する可能性が発生した場合、ディスプレイ表示とアラーム音でドライバーに警告する。

「オートマチックハイビーム」では、対向車線を走る車両のヘッドライトや先行車のテールランプをカメラが認識し、自車のヘッドライトのハイビームとロービームを自動切り替えする。

「先行車発進告知機能」では、信号待ちなどで先行車が発進したあとも停車を続けているときに、ディスプレイ表示とアラーム音でドライバーに知らせる。

　5速MT車以外に標準装備される「ドライブスタートコントロール」では、シフト操作時における急発進や急加速を抑制する。また、急制動時にハザードランプが自動的に点滅する「緊急ブレーキシグナル」は全車に標準装備している。

「リューギ」のインテリア。シート表皮には光岡自動車のエンブレムがデボス加工されている