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駐日ドイツ大使が「瀬戸内国際芸術祭 2016」を開催中の直島でBMW i3に同乗試乗
スペシャルカラーのi3
(2016/4/14 06:38)
- 2016年4月12日 実施
瀬戸内のアートと島を巡る「瀬戸内国際芸術祭 2016」は、瀬戸内の島々を舞台に3月20日から春(3月20日~4月17日)、夏(7月18日~9月4日)、秋(10月8日~11月6日)と3つの季節に渡って開催され、100万人以上の来場者が訪れるという人気イベント。瀬戸内の美しい島々と、現代アートという組み合わせが大きな注目を集め、国内だけでなく海外からも大きな注目を集めている。
BMWは瀬戸内国際芸術祭 2016に協賛しており、イベントの足としてEV(電気自動車)であるi3を提供。「あるものを活かし、新しい価値を生み出す」という瀬戸内国際芸術祭のコンセプトが、サステナビリティ(持続可能性)の追求というBMW i の理念に通じることからサポートしている。
i3は瀬戸内国際芸術祭が開催されている各島に提供されているが、その舞台の1つである香川県の直島にも用意。直島では、同県の高松港や岡山県の宇野港からの窓口となる宮浦港に普通充電器を設置。同島内のスタッフの足として利用されている。
4月12日には、BMWの故郷であるドイツ連邦共和国の駐日大使 ハンス・カール・フォン・ヴェアテルン(Dr. Hans Carl von Werthern)氏が直島に立ち寄るとあって取材に訪れてみた。ヴェアテルン氏は、瀬戸内国際芸術祭の視察のために直島を訪れており、直島の視察の後は会議などのため香川県高松へと移動するとのこと。
直島では、BMW i ビジネス・ディベロップメント・マネジャー 田島崇氏からBMW i3について、APEV(電気自動車普及協会) 事務局次長 田中郁子氏から瀬戸内国際芸術祭での電気自動車の取り組みについて説明を受け、実際に田島氏の運転により直島でi3を同乗試乗。これはヴェアテルン氏は大使のため、急にその場で日本の公道上を運転するということは難しいためだ(「大使は通常、旗付きのクルマで移動しているからね」と茶目っ気たっぷりに詫びていた)。
i3の感想については、「直島のような細い道がある島ではi3のようなクルマが非常に向いているね」とのこと。東京にあるドイツ大使館でもi3は使われており、東京のような大都市においても使い勝手がよいことから大使館員にも人気のクルマとのことだ。
その後、直島町教育委員会事務局 教育次長 野田旭氏の説明で、直島のアート作品の1つである「直島ホール」を見学。この直島ホールは、自然の採光や風の通り道を意識した設計になっており、ヴェアテルン氏がスマートフォンで写真を撮りながら見学しているのが印象的だった。
直島にはこの直島ホールのほか、ベネッセハウス ミュージアム、家プロジェクト、地中美術館など数々のアート作品が展開されている。ヴェアテルン氏は直島ホールを見学後、家プロジェクトの見学に向かっていった。