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大嶋和也選手、トップフォーミュラ参戦100戦記念会見で今シーズンでの引退を突然発表 日本自動車会議所 豊田章男会長が100戦をお祝い

トップフォーミュラ参戦100戦を達成した大嶋和也選手(左)と、花束を贈呈するJRP(日本レースプロモーション)代表取締役社長 上野禎久氏(右)

 7月19日~20日の2日間にわたってスーパーフォーミュラ第6戦、第7戦が富士スピードウェイで開催されている。19日に第6戦、20日に第7戦が実施され、19日の第6戦は36号車 VANTELIN TEAM TOM'Sの坪井翔選手が優勝した。

 この第6戦で国内トップフォーミュラ参戦100戦目を迎えたのが14号車 docomo business Rookieの大嶋和也選手。参戦100戦を祝って、スーパーフォーミュラを運営するJRP(日本レースプロモーション)による公式記者会見が行なわれた。

日本自動車会議所会長として豊田章男氏も登場。100戦記念の楯を贈った

 大嶋選手はこの100戦参戦記念会見で、突然今シーズン限りでのスーパーフォーミュラ引退を発表。今シーズンは調子がよかっただけに、会見場は驚きにつつまれた。ちなみに引退するのはスーパーフォーミュラのみで、SUPER GTは継続して参戦。残り6戦となるが、表彰台を目指して戦っていくという。

会見の最中に天を仰ぐ大嶋選手。その心に浮かぶものは……

 この会見では100戦参戦記念として、JRP 代表取締役社長 上野禎久氏より花束が贈呈されたほか、日本自動車会議所 豊田章男会長がサプライズプレゼンターとして登場。豊田章男会長は大嶋和也選手の所属するルーキーレーシングのオーナーでもあるが、今回は「クルマをニッポンの文化に!」を掲げて活動する日本自動車会議所 会長としての登壇だといい、トップフォーミュラ参戦100戦達成を祝う楯を日本自動車会議所代表として渡した。

日本自動車会議所名で贈呈された楯

 大嶋選手は楯を受け取るとともに会見に同席したライバルたちとも記念写真に収まった。残り6戦となるが、大嶋選手は明日の第7戦以降をこれまで以上の成績を目指して戦っていく。

普段はライバルとして戦う仲間とともに
スターティンググリッドでの100戦記念写真