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伊沢拓也選手、2025年のSUPER GT最終戦をもってGT500クラスでの活動終了
2025年8月21日 22:33
- 2025年8月21日 発表
ホンダ・レーシング(HRC)は8月21日、SUPER GT GT500クラスで活躍してきた伊沢拓也選手が、2025年シーズン最終戦をもってGT500クラスでの活動を終了すると発表した。
2007年の鈴鹿1000kmでSUPER GT GT500クラスデビュー後、2008年からフル参戦している伊沢選手は、日本最高峰GTレースの舞台で、2014年「GP2シリーズ」参戦による海外挑戦を挟み、合計19シーズンをホンダとともに戦ってきた。初代NSX-GT、HSV-010 GT、NSX CONCEPT-GT、NSX-GT、CIVIC TYPE R-GTと5世代のマシンを経験する中でキャリア7勝を挙げ、表彰台獲得は28回を数える。
この発表について、伊沢選手は「SUPER GT GT500クラスでのレース活動を今シーズン限りと決断しました。レーシングスクール時代、そしてレーシングドライバーとしてのキャリアを通して特に思い出深い場所、鈴鹿でのレースを前にファンの皆さまに伝えたいという想いがあり、このタイミングで発表させていただきました。残り4戦、チームと大草選手とともに最後まで一番のリザルトを目指して全力で戦います」とコメントを寄せた。
また、ホンダ・レーシング 代表取締役社長の渡辺康治氏は「伊沢拓也選手の長年にわたる貢献と活躍に感謝するとともに、おつかれさまでしたと伝えたいです。2002年にホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿、当時のSRS-Fを首席で卒業後、海外フォーミュラへの挑戦を経て、スーパーフォーミュラやSUPER GTなどHondaの国内トップカテゴリーでの活動にはいつも伊沢選手がいました。Hondaのレース活動を知り尽くした彼の卒業は寂しいですが、今シーズン最後までともに全力で戦います」と述べている。

