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ホンダの新型軽EV「N-ONE e:」のインパネに三菱ケミカルの植物由来のバイオエンプラ「デュラビオ」採用

2025年12月23日 発表
N-ONE e:

 三菱ケミカルは12月17日、本田技研工業が2025年9月12日に発売した新型軽乗用EV(電気自動車)「N-ONE e:(エヌワンイー)」のインストルメントパネルに、植物由来のバイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」が採用されたと発表した。

 デュラビオは、植物由来のイソソルバイドが主原料のバイオエンジニアリングプラスチック。従来のポリカーボネート樹脂と比較し、高い透明性、優れた光学特性などの特徴があり、植物由来のポリマーでありながら、耐候性や耐久性にも優れた素材となる。

 着色剤を配合するだけで光沢のある高度な意匠性を実現し、従来必要であった塗装工程を省き、製造時に発生するVOC(揮発性有機化合物)を低減するという優れた特性が評価され、N-ONE e:に採用された。

N-ONE e:のインストルメントパネルに植物由来のバイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」を採用