ニュース
1/1と1/24、ホンダ新型「プレリュード」開発者によるプレミアムトークショー
ホンダF1展示も行なわれている「HondaとTAMIYAの世界展」
2026年1月20日 17:38
1/1と1/24の新型プレリュード開発者によるプレミアムトークショー
1月17日、TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO(東京都港区新橋)において「Hondaプレリュードまるわかりトーク in TAMIYA TOKYO」と題したイベントが開催された。このイベントは、ホンダの新型「プレリュード」開発者である山上智行氏(本田技研工業 四輪開発本部 プレリュード開発責任者)と、タミヤの1/24模型「Honda プレリュード(BF1)」開発者である石黒毅氏(タミヤ企画開発部 1/24 Hondaプレリュード開発担当)によるトークショー。
事前に参加者を募集し、参加者はそれぞれ自分で作った1/24プレリュードを持ち寄るなど、プレリュードに関する実車・模型のディープな話題を掘り下げようというものになっていた。
タミヤはホンダが発売したばかりの新型「プレリュード」をいち早く模型化。通常模型化には、取材や設計など1年から数年かかる場合もありながら、発売と同時に模型化できたのは、新型プレリュードの開発者である山上氏からの売り込みがあったという。
山上氏は、自分のプロフィールを紹介しつつ、クルマの模型については1/12 RCカー「ポルシェ 935」があったという。このRCカーのポルシェ 935は、タミヤが電動RCカーの世界を切り開いた「ポルシェ ターボ RSR 934」(1977年発売)の翌年に発売され、ニカド電池を採用するなど大ヒットした製品。
山上氏はこの製品がきっかけで自動車技術者を志すようになり、本田技研工業に就職。シビック開発責任者を経て、新型プレリュードの開発責任者を現在は務めている。
その開発責任者を務める中で、タミヤの原体験もあり、新型プレリュードの模型の必要性を感じてタミヤに話をしたという。
タミヤのほうでも、話題のクルマということで製品化を決定。市販化前にホンダの開発現場で取材をすることで、市販車登場と同時期に模型化ができたと石黒氏は語る。
模型化にあたっては1/24という制約があるため、どこまでディテールを再現していくかがポイントになる。本物のクルマは約3万点の部品から構成されると言われるが、今回模型化にあたっては140の部品から構成。特にこだわったのは、全体のシルエットとサスペンションで、とくにフロントのデュアルアクシスストラットサスペンションは精密に模型化。これにはホンダの開発陣も驚いたという。
また、いったん1/24のプロトタイプが出来上がった段階で山上氏から要望があったのは、フロントシート肩口にあるシートベルトホルダーの再現。当初この部品は再現されていなかったが、外からサイドウィンドウ越しに見えるという山上氏の要望で再現したなどのエピソードが語られた。
二人の夢の詰まった荷物を後ろに載せて旅に行く、新型プレリュード
1/24新型プレリュードの特徴的な点として挙げられるのは、リアゲートの開閉が可能なように作られていること。一般的に1/24クラスの模型では、この辺りの処理は一体成形になることが多く、別部品になっているのは珍しい部分。
石黒氏は、この再現には取材時における「このリアの空間には、オーナーさんであったり、助手席のオーナーさんの大切な人であったり、二人の夢の詰まった荷物を後ろに載せて旅に行ってほしい」というような山上氏の発言があったと明かし、ラゲッジルームのほか、ゴルフバッグやスーツケースまでも1/24で再現。二人の夢の詰まった荷物を後ろに載せられるような工夫を行なっていると紹介していた。
1時間ほどにおよぶトークショーの後は、参加者が持ち寄ったプレリュードの模型を並べての懇談。模型好きの山上氏、模型の設計者である石黒氏と参加者は、思い思いに語っていた。
タミヤ広報の山本暁氏によると、このイベントは「HondaとTAMIYAの世界展」の一環として行なわれており、これまでタミヤではホンダの4輪車を44モデル、2輪車を67モデル発売してきたとのこと。現在購入できるタミヤのホンダ製品はすべてTAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYOに取りそろえており、3月9日までF1マシン「Honda RA273」の実車展示も行なっている。
3月9日から7月12日には、ホンダコレクションホールのあるモビリティリゾートもてぎでアンサーイベントとして「TAMIYAとHondaの世界展」を開催することも発表され、こちらでは実車を中心として模型が展示されるような形になるようだ。
このトークショーの模様は、今後タミヤのYouTubeチャンネルで公開される予定となっている。











