ニュース

スバル、全日本ラリーにBRZベースのターボ4WDを投入 ドライバーは新井敏弘選手

全日本ラリーに今シーズン投入するBRZのターボ4WD車

 スバルは3月21日、スーパー耐久開幕戦を開催中のモビリティリゾートもてぎにおいて、スーパー耐久に新たに投入する「SUBARU HIGH PERFORMANCE X VersionⅡ(スバル ハイ パフォーマンス エックス バージョンツー)」(以下、ハイパフォX2)の説明会を実施。その説明会の中で全日本ラリーに今シーズン投入する新型車両のイラストを公開した。

 スバルは4月1日に組織変更。4月1日付でスポーツ車両企画室を新たに設置すると同時に、ハイパフォX2もこの新組織で手がけていくという。このハイパフォX2の説明会の中で、さらなる1台の開発車として公開されたのが、全日本ラリーに今シーズン途中から投入するという新型ラリーカー。

イラスト公開前のBRZ 4WDターボ車

 この新型ラリーカーはBRZをベースとし、ターボと4WD機構を備えるという。特に注目されるのが4WD機構になる。スバルの4WD機構は、水平対向エンジンとエンジン後部のトランスミッションを活かしたもので、左右均等にバランスの取れた配置をシンメトリカル4WDと呼んでいる。そのため、4WD機構はエンジンの下に配置されているが、ボンネット高の低いBRZでは成り立ちにくいレイアウトであるのは事実だろう。

 公開されたイラストはクロスオーバーのようなものともいえ、水平対向エンジンとスバルの4WD機構をBRZのパッケージにどう成立させたのかは興味深い部分だろう。どの全日本ラリーから投入されるのか不明だが、スバルの新しい進化の形として興味深いラリーマシンの登場となる。なお、ドライバーは新井敏弘選手。

BRZ ターボ4WDを説明するスバル開発陣