光岡自動車、6月1日よりANAラウンジ「INNOVATIVE VOICE」に展示
不況にも負けないこだわりを持った企業として紹介

INNOVATIVE VOICE内覧会の模様(写真提供:光岡自動車)

2009年6月1日~30日



ラウンジに向かうエレベーターのあがった所には、6枚のパネルが展示される

 光岡自動車は、6月1日より羽田空港のANAラウンジで開催される「INNOVATIVE VOICE supported by ANA」に参画する。INNOVATIVE VOICEの初日となるこの日、ANA(全日本空輸)や、企画に携わったハー・ストーリィ、ワイキューブ、そして光岡自動車が集まり、内覧会が開催された。

 ANAの商品戦略室長 加藤勝也氏によると、INNOVATIVE VOICEは、世界不況と言われているこんな時こそ、不況に負けないでがんばっている企業や人々に焦点を当てて、紹介しようというものとのこと。「本来は出発前の一時をくつろいでもらうこのラウンジで、いろんな分野で活躍している企業の情報を提供することで、ラウンジを利用されるビジネスマンの方々の感性を刺激し、明日への活力になればと思い企画した」と述べた。6月から毎月1社、10カ月間で10社を紹介するとのことで、紹介する企業は、独自性、こだわり、遊び心を持った企業で、従来の広告では語れないメッセージを持った企業とのこと。

全日本空輸 商品戦略室長 加藤勝也氏。企業や革新的な人々を紹介することで新しいコミュニケーションの場を提供するのが目的とのこと女性専門のマーケティング会社、ハー・ストーリィの代表取締役社長 日野佳代子氏は、お父さんが元気にならなければ、家族は元気にならない、とこの企画に共感したと述べた製作会社のワイキューブ 取締役副社長 中川智尚氏は、商品より人を登場させ、そのもの作りにかける情熱や愛情、あるいは企業の理念をお伝えしたいと述べた
光岡自動車の取締役副社長 河村賢整氏は、このような形で紹介していただけることに感謝したいと述べた

 第1回目の参画企業となる光岡自動車の取締役副社長 河村賢整氏は、この時代にカービジネスの製造業は非常に困難を極めるとしながらも、「2年前に『オロチ』を発売し、現在でも納車を1年以上お待たせしている状態だが、1000人に1人でも、そんな希少な車が欲しいという方のために、これからも作り続けていきたい」と、そのこだわりを述べた。光岡自動車の展示は6月30日まで開催されている。

(編集部:瀬戸 学)
2009年 6月 1日