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トヨタ、燃料電池車「ハイラックスFCEV」でダカールラリーに挑戦することを発表 市販版は2028年の市場投入を予定

燃料電池車「ハイラックスFCEV」で2027年ダカールラリーのフューチャーミッション1000に挑戦すると発表したトヨタモーターヨーロッパ R&D Executive Vice President 安井慎一氏

欧州における商用車販売を、2030年に20万台へ

 トヨタ自動車は9月14日(現地時間)、燃料電池車「ハイラックスFCEV」で2027年ダカールラリーのフューチャーミッション1000に挑戦することをドイツ・ハノーファーで開催されている世界最大級の商用車ショー「IAA TRANSPORTATION 2026 in Hannover」で発表した。

 トヨタは欧州において「Toyota Professional」というブランドで商用車を展開。2020年には8万台であった販売台数が、2026年には16万5000台と倍以上の成長を遂げている。

 車種としてはLCV(小型商用車)で、バッテリEVや48Vハイブリッド、ディーゼルなど多様なパワートレーンを展開。市場全体のバッテリEV比率が11%であるなか、トヨタはバッテリEV比率が23%に達しているという。

 販売は、トヨタフィナンシャルサービス、KINTO、トヨタインシュアランス、架装パートナーとともに展開。ファイナンス、リース、フリート管理、保険、架装のすべてを1つの窓口でサポートするという。

 2030年の販売目標を20万台とし、欧州市場で8%のマーケットシェアを目指すとした。

燃料電池車「ハイラックスFCEV」で2027年ダカールラリーのフューチャーミッション1000に挑戦

市販版の燃料電池車「ハイラックスFCEV」はシルエットのみの発表

 このIAAトランスポーテーションでは、燃料電池車である「ハイラックスFCEV」で2027年ダカールラリーのフューチャーミッション1000に挑戦することをトヨタモーターヨーロッパ R&D Executive Vice President 安井慎一氏が発表。

 第3世代燃料電池を搭載する市販版のハイラックスFCEVは2028年の市場投入を予定しており、400km以上の航続距離、最大2.5tの牽引能力を実現するという。

 このハイラックスFCEVは、カーボンニュートラル達成を目指す事業者をターゲットに販売を始めるもので、水素エネルギーによる脱炭素を実現する。トヨタが持つこれまでの水素技術を反映したものとなり、事業者にとってエネルギーのマルチパスウェイを実現するクルマになるとした。

市販版の燃料電池車「ハイラックスFCEV」の正面シルエット