ブリヂストン、北九州新工場での操業を前倒し 超大型ラジアルタイヤを生産開始 |
ブリヂストンは6月17日、北九州新工場での生産を3カ月前倒しし、6月から開始したと発表した。
ブリヂストン北九州新工場は、国内のタイヤ工場として1976年に操業を開始した防府工場以来33年ぶりの新設工場で、建設・鉱山車両用の大型・超大型ラジアルタイヤを生産する。
9月からの操業開始を予定していたが、3カ月前倒しして操業を開始した背景として、世界的な鉱物資源の生産増加に伴い建設・鉱山車両用の大型・超大型ラジアルタイヤの需要が伸びており、中長期的に見ても需要が伸張するためと言う。
今後も北九州新工場の生産能力は増強していくとしており、2012年下期には従来から大型・超大型ラジアルタイヤの生産を行っていた下関工場とあわせ、生産能力は約3割増となる。
6月16日の初出荷の模様 |
(編集部:谷川 潔)
2009年 6月 17日